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AEDを使用した救命処置!

[更新日:2016年4月23日]

 もしあなたの目の前で、呼吸や心臓が止まった人がいたら、あなたはすぐに手当を行うことができますか?

 呼吸や心臓が止まる例として、脳卒中のように意識がなくなって呼吸ができなくなり、ついには心臓が止まってしまうものや、プールで溺れたり、喉にお餅を詰まらせたときのように、呼吸ができなくなり心臓が止まってしまうもの、心筋梗塞のように心臓が突然止まってしまうものなどがあります。

 119番通報から救急車が現場に到着するまでには、全国平均で約8分、救急車がくるまでに何らかの処置をしないと命は助かりません。

 

1 反応(意識)を確認する

 反応(意識)を確認する● 傷病者の耳もとで「大丈夫ですか」または「もしもし」と大声で呼びかけながら、肩を軽くたたき、反応があるかないかをみます。

 

 

 

 


2 助けを呼ぶ

助けを呼ぶ● 反応がなければ、大きな声で「誰か来て!人が倒れています!」と助けを呼びます。
● 協力者が着たら、「あなたは119番へ通報してください」「あなたはAEDを持ってきてください」と依頼します。

 

 


 

3 呼吸の確認

呼吸の確認● 傷病者のそばに座り、10秒以内で傷病者の胸や腹部の上がり下がりを見て、普段どおりの呼吸をしているか判断します。

 

 

 

 

 


4 胸骨圧迫

胸骨圧迫● 胸の真ん中を、重ねた両手で「強く、早く、絶え間なく」圧迫します。
● 肘をまっすぐに伸ばして手の付け根の部分に体重をかけ、5p(ただし6cmを超えない)胸が沈むように強く圧迫します。
● 1分間に100回〜120回の速いテンポで30回連続して圧迫します。
● 圧迫と圧迫の間(圧迫を緩めるとき)は、胸がしっかり戻るまで力を抜きます。

 


 

5 人工呼吸(口対口人工呼吸)

人工呼吸(口対口人工呼吸)● 片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指の2本をあご先(骨のある硬い部分)に当てて、頭を後ろにのけぞらせ(頭部後屈)、あご先を上げ(顎先挙上)気道を確保します。
● 気道を確保したまま、額に当てた手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまみます
● 大きな口を開けて傷病者の口を覆い、空気が漏れないようにして約1秒かけて息を吹き込み、傷病者の胸が上がるのを確認します。
● いったん口を離し、同じ要領でもう1回吹き込みます。

 


6 心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)の継続

 

心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)の継続● 胸骨圧迫を30回連続して行った後に、人工呼吸を2回実施します。
● この胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせ(30:2のサイクル)を、救急隊に引き継ぐまで続けます。

 

 

 

 


 

7 AEDが到着と準備

@ AEDを傷病者の近くに置く

● AEDを傷病者の近くに置き、ケースから本体を取り出す。

 

AEDの電源を入れるA AEDの電源を入れる

● 蓋を開け、電源ボタンを押します。蓋を開けると自動的に電源が入る機種もあります。
● 電源を入れたら、以降は音声メッセージと点滅するランプに従って操作します。

 

電極パッドを貼るB 電極パッドを貼る

● 傷病者の衣服をとり除き、胸をはだけます。
● 電極パッドの袋を開封し、電極パッドをシールから剥がし、粘着面を傷病者の肌にしっかりと貼り付けます。
● 機種によっては電極パッドのケーブルをAED本体の差込口(ランプが点滅している)に入れるものもあります。

 

  ※  電極パッドを貼る位置は電極パッドに書かれた絵のとおりにしっかりと貼ってください。体が汗などで濡れていたらタオルで拭き取ってください。

 小児には、小児用のパッドを貼ります。小児用のパッドがなければ、やむを得ず成人用を代用します。(新生児に対してはAEDは使用しません。)


8 心電図の解析

 

心電図の解析● 電極パッドを貼り付けると“体に触れないでください”などと音声メッセージが流れ、自動的に心電図の解析が始まります。このとき、「皆さん、離れて!」と注意を促し、誰も傷病者に触れていないことを確認します。
● 一部の機種には、心電図の解析を始めるために、音声メッセージに従って解析ボタンを押すことが必要なものがあります。
● “ショックは不要です”などの音声メッセージが流れた場合は、直ちに胸骨圧迫を再開します。

 


9 電気ショック

 

電気ショック● AEDが電気ショックを加える必要があると判断すると“ショックが必要です”などの音声メッセージが流れ、自動的に充電が始まります。充電には数秒かかります。
● 充電が完了すると、“ショックボタンを押してください”などの音声メッセージが出て、ショックボタンが点灯し、充電完了の連続音が出ます。
● 充電が完了したら、「ショックを行います。皆さん、離れて!」と注意を促し、誰も傷病者に触れていないことを確認し、ショックボタンを押します。

 

電気ショック

 

 

 

 

 


10 心肺蘇生の再開

心肺蘇生の再開● 電気ショックが完了すると、“直ちに胸骨圧迫を開始してください”などの音声メッセージが流れますので、これに従って、直ちに胸骨圧迫を再開します。

 

 

 

 


 

11 AEDの手順と心肺蘇生の繰り返し

● 心肺蘇生を再開して2分ほど経ったら、再び、AEDが自動的に心電図の解析を行います。音声メッセージに従って傷病者から手を離し、周りの人も、傷病者から離れます。
● 以後は〈8心電図の解析、9電気ショック、10心肺蘇生の再開〉の手順を、約2分間おきに繰り返します。
 

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