市では、公共工事の品質確保とその担い手の中長期的な育成・確保を図るため、ゼロ市債を活用し、公共工事の発注時期の平準化に取り組んでいます。

１．ゼロ市債とは

市の会計は単年度会計であり、原則として、一年度ごとに歳入と歳出を決定してます。しかし、新年度予算が成立した後では、年度当初から工事に着工することは難しく、公共工事の発注に閑散期が生じている状況にあります。そこで、施工時期等の平準化を図るため、単年度会計の例外である債務負担行為を設定することにより、令和３年度の工事の入札・契約及び工事着工を令和２年度に行うことが可能となります。

２．発注方法

通常の発注工事と同様に公告又は指名通知・入札を行います。なお、ゼロ市債の発注工事については、発注工事等入札予定一覧表の備考に「（ゼロ市債）」と明記します。

３．請求・支払について

ゼロ市債を活用した工事の前金払及び部分払の請求・支払は、令和３年４月１日以降となります。