移住者インタビュー

北原更紗さん

Case #1

北原更紗さん

地域に作られ、愛されるお店

前居住地:
京都
ターン:
Iターン
年代:
30代

夫婦と愛犬マルコ。海の町家暮らし

「もともと地方暮らしに興味があって。」中でも、海のある町に住みたいという思いのあった北原さんが暮らすのは、富山湾と庄川の両方から、ゆるやかに水が流れ込む内川のある町、新湊・内川地区。2015年、旦那さんの就職をきっかけに、京都から移住しました。旦那さんが働くのは、内川のほとりにある古民家に改装したカフェ。畳屋さんだった家屋を活かした素敵な内装とこだわりの食材で作るメニューが人気のお店、カフェuchikawa 六角堂です。北原さんは、現在、六角堂の姉妹店、小さなキッチン&雑貨Lupeで働いています。地域の協力のもとDIYで作られ、近所に住む女の子が子ども店長としてお手伝いをする、地域に愛されたお店で、町の賑わいの一つになっています。

内川風景

港町の雰囲気が漂う、新湊・内川地区

ルーペの看板

青い扉と白い看板が目印のLupe(ルーペ)

さまのこの外観

伝統的家屋の特徴の一つ、さまのこ。プライバシーを守りながら、光を採る構造(千本格子)

和室の内観

和室の部屋にモダンな家具も似合います

移住のきっかけ。海と内川のある町との出会い

北原さんが住んでいるのは、港町の雰囲気が漂う、新湊・内川地区。伝統的家屋の様式を持つ長屋が立ち並ぶエリアです。2人住まいとしては、広すぎるぐらいの大きい町家ですが、お互いの好みのインテリアを飾ったり、愛犬の部屋を作ったりして、町家暮らしを満喫しています。

ほとんど知り合いがいない町。けれども、1人知り合いができると、人のつながりが自然と生まれたそうです。移住後の不安を少しでも和らげるポイントは、「受け入れる人を一人でもいいから見つけておくこと。」
まずは、訪れて、街と人を感じてほしい、と北原さんは語ります。