2013年6月14日更新
80 幸せの肌触り・・・スキンシップ
子どもが成長する過程で、『スキンシップ』はとても大切です。
ある保育園で行われた調査によると、友達とうまく遊べない、キレやすいというような子どもは、家庭で十分甘えられなかったり、スキンシップが足りなかったりする傾向があるといいます。そこで、そんな子たちと手をつないで踊るなど、直接肌に触れ合う遊びを多く取り入れたところ、みるみるうちに問題行動が少なくなったそうです。このようにスキンシップは、心の安定に役立ちます。子どもがストレスを感じているときに、温かい手で背中をさすってもらうだけで、身体の緊張はほぐれ、心が温かくなり癒されるものです。
また、『思いやり』もスキンシップによって培われます。「抱き癖がつくから」と抱っこしてもらえなかったら、赤ちゃんは無視されたと感じ、寂しく悲しくなります。泣いたときに抱っこしてもらえることは、赤ちゃんが生まれて初めて肌で感じる(=スキンシップ)『思いやり』です。人から思いやられることで、思いやりの心が育つのです。
入園、進学、進級など環境が変わって1ヶ月、まだまだ心も身体も不安定なこの頃、こんなときこそ、お子さんとのスキンシップを心がけましょう。『あたたかい・ふわふわ・すべすべ』といった肌触りは、幸せの感触なのですから。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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