子どもの悩み総合相談室～あんしんルームから～　vol.86

子育てワンポイントアドバイス
 

86 　相談されたら　　　　　　　　　　

子どもから学校での出来事や友達について相談されたとき、あなたはどうしていますか？

たとえば、
「友達が意地悪をされて困っているようだ。何もしてあげられなくて辛い」と相談されたら、
「よけいなことを言わない方がいい」とか「知らんふりはだめ、助けてあげなくちゃ」などと即答していませんか。

相談するまでに子どもは、自分なりに考え、悩んで家族に話したのです。
まずは、「何とかしてあげたいと思っているんだね、話してくれてありがとう。一緒に考えてみよう」と伝えましょう。
子どもには、年齢に応じた考え方があるはずです。
大人の正義感を押し付けずに子どもの考えを整理する手伝いをしたいものです。

「やっぱり家族に相談してよかった」と思える経験が、家族のきずなを深めていくでしょう。

ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。