2014年4月30日更新
今回は『比べる』と『心を読む』です。『比べる』とは、相手の話を聴きながらも、「うちの子の方が賢いわ」とか「私の方がもっと大変だわ」などと、自分と相手を比較することの方に一生懸命な状態です。「どっちが優秀か、より健康か」などと比較しながら聴いていたら、相手の話はあまり耳に入ってきませんね。『心を読む』人は、相手の言い方や微妙な手がかりから、その人の真意をさぐろうとします。「楽しそうだけど、無理してるんじゃないかしら」とか、「きっとバカにされてるに違いない」など、言葉のウラや自分に対する反応を気にします。本当は違うことを思っているのではないかなど読み取ることに必死になっているので、話を理解できていないかもしれません。このようなリスニング・ブロックを知っておけば、自分が人の話を聴いているようで、実際は意外に聴いていないことに気づくことができるようになります。「相手の話をしっかり聴けているだろうか」と常に自分に問いかけてみましょう。次回は『ふるいにかける』『決めつける』です。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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