2014年7月3日更新
94 リスニング・ブロック(人の話を聴けなくするもの)その4人の話を聴くときに陥りがちな反応に、『比べる・心を読む・リハーサルする・ふるいにかける・決めつける・考えにひたる・自分にひきつける・アドバイスする・言い争う・わたしは正しい・急に話題を変える・なだめる』のリスニング・ブロックが12種あることをお伝えしました。
8つ目の『アドバイスする』とは、相手の話を最後まで聴かず、少し聴くだけで「その時はね、~すればいいのよ」と、アドバイスや説得をしたくて、うずうずしている状態をいいます。話し手は、まだ話し終わっていないのに途中で言葉をさえぎられ、気持ちを受けとめてもらったという安心感を持てません。「この人に話しても無駄だ」と、話すことを止めてしまう可能性があります。
人は誰もがリスニング・ブロックを持っています。しかも、一つだけではなく複数持っている人が多いと思います。「子どもの話をちゃんと聴いているかな、気持ちを受けとめているかな」と、子どもとの会話や関係性をふり返り、さらに今後に活かすための材料として、活用してみてくださいね。
~『子どもとのコミュニケーションスキル』田上時子著より~
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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