2025年11月5日更新
107 初めての離乳食
遊びにきた姪から、離乳食についての相談がありました。「重湯から始めて、いろいろ食べさせてみるけど食べない。トマトだけは酸っぱい顔をしながら食べるんだよね。いろいろな味に慣れてほしいし、もっと食べてほしいんだけどどうしたらいい?」という内容です。赤ちゃんは、機嫌よく遊んでいるし母乳をよく飲み、ぽっちゃり可愛く成長しています。姪は初めての育児に一生懸命に取り組んでいるようです。
離乳食から始まり、成長するにつれ偏食や小食あるいは食べ過ぎなど発育グラフが気になりいろいろな不安が出ることもあるでしょう。しかしお母さんが、栄養があるからこれは食べさせなくてはならないと必死になり、無理やり口に入れようとすると、よけいに食べなくなることにもなりかねません。最初に、家族と一緒に食卓につかせ、美味しそうに食べている様子を見せれば、自分も食べたいと思うようになるでしょう。まずは、子どもが食べることに慣れ、食べることが楽しいと思える雰囲気作りが大切です。
毎日の食事では、味の嗜好にも個性がでるようですし、食べ方にむらが出ることもあります。成長に伴い運動量が増えれば、お腹もすき、食べるようになります。肩の力を抜いて、気長に取り組みましょう。それでも迷った時には保健センターへの相談や周りの先輩ママ、支援センターなどでいろんな体験談を聞いてみるのもいいですね。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員からのひとことアドバイスを掲載しています。
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