2016年1月29日更新
113 失敗を恐れない 誰だって失敗は嫌なものです。 できるだけ失敗のない人生を送りたいと思うのも当り前だし、子どもにもなるべく挫折をさせたくないというのが、親心でしょう。
最近の若者は失敗を恐れて、「うまくいくに決まっている」ことしかやらない傾向があるようです。 すると、できないかもしれないことにはチャレンジせず、無難な道ばかり選ぶことになってしまいます。
そうすれば確かに嫌な思いはしないですみますが、予想外の大きな成功はないし、高い目標を達成したときの喜びが味わえないということになります。 また、小さな失敗でも落ち込んで立ち直れないことにもなりかねません。
重要なのは、難しそうに思えることを達成するために、どうしたらいいか考え、やり方を一生懸命探し、行動してみるという経験です。 結果としてうまくいかなかったら、原因を考えたり、別の方法を探したりしながら再チャレンジする。そんな試行錯誤があってこそ、成功したときは充実感が生まれ、子どもはたくましく成長するのです。
昔から「失敗は成功のもと」といわれています。 つまり失敗することにより、かえって成功に近づくことができるということです。 身近な大人は、心配しすぎて成長の芽を摘むことなく、子どもの力を信頼してあたたかく見守ってあげたいものですね。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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