2016年5月2日更新
黙読に比べ、声に出す音読は、読み手である子ども自身が音のリズムを楽しむことができ、読み手と周りにいる聞き手がしっかり向き合えるふれあいタイムになります。
音読で大切なこととして、現代朗読協会の代表者は、「一日一分でいいから真剣に聞き、『楽しかった』『ドキドキした』などと聞き手が感想を伝えること」だと語っています。そうすることで子どもは、「自分を丸ごと受け止めてくれた」と満足するのではないでしょうか。
また、読む声に元気がない時には、体調が悪いのではないか、辛いことがあったのかと気遣うことができます。一方、親が大きな声でと強制すると自分の気持ちを偽って元気を装ったり、うまく読めない自分を否定したりしかねないので注意が必要でしょう。
「宿題だからしかたなく」と思わず、以上のような音読効果を実感できる時間にしていけるといいですね。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
所在地:〒939-0294 富山県射水市新開発410番地1 射水市役所小杉庁舎1階 TEL:0766-57-0100 FAX:0766-52-3122 Email:kodomo-soudan@city.imizu.toyama.jp