2016年5月31日更新
117 本当の充実とは…「リア充」と「ぼっち充」
たくさんの友人や恋人に恵まれ楽しく遊び、生活に満足している人を、若者言葉で「リア充(現実が充実している)」といいます。でも、そういう人の中には、ひとりぼっちになることを嫌い、片時もスマホを手放さず、人間関係に気を遣うという悩みのある人もいます。
一方、面倒な付き合いを避け、ひとりぼっちでも、カラオケや遊園地などを楽しめる「ぼっち充(ひとりぼっちで充実)」という言葉もあります。
多くの友達とラインでつながり、ソーシャルメディアで会ったことのない人とも人間関係が築けるというのは、プラスの面ではありますが、みんなとよい関係を維持しようとしてしんどく感じることもあるようですね。
人は、誰かと繋がる喜びや葛藤で成長することもありますし、一人で読書したりゆっくり物思いにふけったりする時間を過ごすことで、自分の内面と向き合い、自我を確立することもできます。本当の意味で充実するためには、コミュニケーション能力も孤独でいられる力も、両方バランスよく持ち合わせていることが求められると思います。ネット依存などが社会問題になっていますが、人との付き合い方について、一度親子で考えてみてはいかがでしょうか?
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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