2016年6月30日更新
118 「ありがとう」「ごめんなさい」が言える子に
「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」などのあいさつや感謝の言葉はより良い人間関係をつくる基本の言葉です。しかし、最近これらの言葉を言えない子どもは少なくありませ ん。放課後、塾や習い事で忙しい子どもたちは、ギャングエイジと言われる時代を失っています。この時代は子どもたちが友達と遊び、秘密を共有し、社会性の基礎となる人との関係の結び方、つまり、喧嘩の仕方や謝り方、頼み方や断り方を学び合う大切な時代です。このように重要な場が今失われて、子どもたちは望ましい人間関係のもち方を学び損ねているように思われます。人と関わることは楽しいことです。しかし、他者と関わるすべを身につけていない子どもは一人の方が気楽だと感じ、人との関係を煩わしく思うようになるかもしれません。これらの言葉が素直に表現できる心を培うにはどうしたらよいでしょうか。学校や地域社会による子どもたちへの働きかけも有効ではありますが、一番の主体はやはり親、家庭です。これらの言葉が自然に交わされるよう、まず家庭の中で、周りの大人から「おはよう」「ありがとう」と声をかけてほしいものです。幼いころから習慣づけることが望ましいですね。 ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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