2016年7月28日更新
119 子どもの言動にイライラしたら
子どもが成長するにつれ、大人顔負けのコメントを言ったり、理屈ばかりでちっとも言うことを聞かなかったりと、大人からすれば、身のまわりのこともできないのに生意気になったなあと思う場面が増えてきます。
これは、子どもが自分なりの意見や意思を持ち始めたという成長の証ととらえることができます。
反対に、いつまでたっても親の意見に従い、言われたとおりに行動するという方が心配な場合もあります。生意気なことを言っていると思っても、おおらかな気持ちを持って子どもの言い分を聞いてあげましょう。
「そうか。そういう考えもあるのだな」と感心させられることもあるはずです。
取り入れるべきは取り入れて、それでもやはり大人の助言が必要だと思った場合は、しっかり自分の考えを伝えましょう。
大人からああしろこうしろと頭ごなしに言われるのでなくて、自分の意見を聞いてもらった上での助言であれば、子どもも納得してくれるのではないでしょうか。お互いの言い分を伝えあい、たとえささやかなものであっても、子どもの意思を尊重していくことが、子どもの考える力を育て、意欲の向上につながるでしょう。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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