2016年10月31日更新
122 お手伝いは何のため?
最近は電化された生活のためか、子どもには手伝いをさせにくくなっています。
また、子どもにさせると時間がかかる上に、やり直しをしたりすることにもなり、手伝いをさせることに疑問を感じている方も少なくないと思います。
しかし、本来子どもは大人がすることに興味関心があり、手伝いをしたがるものです。
手伝いは何のために必要なのでしょうか。
まず生活技術の伝達ということがあります。
また、それだけではなく、家族が共同作業を通して親子関係を紡ぎ、コミュニケーションを深め合う作業でもあるといえます。
どんなことならできそうか、家族で話し合うことから始めるとよいでしょう。
最初は短い時間で、できる範囲で子どもがやりたいと思うことから取り組ませます。
時には親が一緒に同じ仕事をし、学校や家庭であったことについて親子で会話しましょう。
そして、手伝いが終わったら忘れずに「ありがとう、助かったわ」と声をかけることが大切です。
子どもにとって、親からのそういう感謝の言葉は大きな喜びであるはずです。
手伝いをすることは子どもの自尊心を高め、自主性を育てることにもつながるでしょう。
手伝いは子育ての一つの大きなチャンスといえます。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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