2017年1月31日更新
4Dとは、「でも・だって・どうせ・ダメ」という、Dから始まるネガティブワードです。
これらの言葉の後にはまず間違いなく、否定の言葉が続きます。「でもさ、そんなことしてもどうせ、ダメだよ」と言えば、すでにDを3つも使っています。
さらに「だって~だから…」という言い訳をすれば、最強です。
4Dワードをよく使う人と話をしていると、相手を否定したり、やる気がなかったり言い訳したり…ということがありがちなので、自分まで気分が落ち込んできませんか。
もし子どもがこんな言葉を使うなら、家族の中に4Dを使っている人がいるのかもしれませんよ。大人は言葉遣いに注意を向けてみましょう。
例えば、子どもに対してこんなふうに言ってはいないでしょうか?「なんで~やらなかったの?」と。「なんで?」と聞かれると、責められたり攻撃されたりしていると感じ、自分を護るとか、反撃しようとする姿勢をとり、「でも、だって」と言いたくなります。
「どうすれば~できたと思う?」と聞き方を変えてみます。「どうすれば?」という問いだったら、人は自然に答えを出すために考え始めるものです。
また、間違っていることでも「でも、そうじゃないでしょ」「何やってもダメね」などとバッサリ否定されたら、悲しくなりますよね。「なるほど、そういう考えもあるね」と一度受け入れたうえで、「お母さんは~と思うけど、どうかなぁ?」という言い方はいかがでしょうか。一番大切なことは、相手を否定しないことです。
まずは、ネガティブワードに対して意識的になることが大事です。4Dに気づき口癖を変えていけば、それだけで生き方が明るく前向きなものとなっていきますよ。 ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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