2017年2月28日更新
もし、いつもと違う子どもの変化に気付いたら・・・
子どものしぐさにいつもとは違うものを感じた時、その変化に何か意味があるのではないかと気になることがありませんか。辛い気持ちを一人で抱え込み、苦しんでいることがあるのかも・・、そんな目で子どもの様子を見てみると、小さな変化に気付くことがあるかもしれません。
子どもは、成長とともに行動範囲を広げ、友人関係を結び強めていきます。その過程では、トラブルがあったとしても、親に何でも話すとは限らなくなり、本心をありのままに話さなくなることも出てきます。それは、親や周囲の人たちに「心配させたくない」と気遣い、「問題視されたくない」などと事実を隠そうとする心の成長の表れと言えます。
「何か、おかしい」と子どもの変化に気付いたなら、それとなく尋ねてみましょう。子どもが心のうちを少しでも話そうとしてくれたら、その時がかかわりのチャンスです。
ここで、親ができる最も大切なことは、子どもの話を聞きながら、辛い思いを受け止めること、つまり子どもとじっくり向き合い、子どもの心に寄り添うことではないでしょうか。親と気持ちを分かち合うだけで、子どもは一人で抱え込み、思い詰めていた心を和らげることができるものです。
時には、子どもの悩みや辛さが、友人間のケンカによるものなのか、それとも集団によるイジメからくるものなのか、親としての判断が必要になる場合もあります。ここでも大切にしたいことは、子どもの目線で考えることではないでしょうか。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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