2017年3月31日更新
「しっかりしている子」だから大丈夫?
同じように育てているのだけれど、兄弟なのに、全く違う性格だなと思うことはありませんか。
たとえば、「兄は、感情を素直に表すから分かりやすい」「弟は、物静かで何を考えているのか分からない。」など、生まれ順や育っていく過程での環境の違いから、親との関わりに違いが出ることもあるのでしょう。
また、甘えるのが上手い子や下手な子もいるでしょう。
甘えることが上手な子には、親も手をかけ、振り回されることがあっても、ついその子との関わりを優先したくなります。
それを見ている一方の子は、「今は親に甘えてはいけない」状況と察知し、我慢することが重なり、次第に甘えなくなります。
親からすると、「しっかりしている子だから大丈夫」と思ってしまいがちです。
けれども、表向きはしっかりしているように見える子でも、甘えたいこと、話したいことがあるかもしれません。
そこで、二人だけで出かける機会を作ったり、1対1で話せる静かな環境を作るなどの工夫をして、「最近、どう?」と声をかけ、話しだすきっかけを作ってみてはどうでしょう。
親やまわりの大人は、子どもがありのままの気持ちを素直に出せるように配慮して見守りたいものです。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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