2017年8月31日更新
「やらせたい」の前に
あなたは、子どもに「もう、やったの!」と強く言ってしまうことはありませんか?
親は、仕事・家事・行事など、たくさんの「やらなければならないこと」を抱えているので、ついそんなふうに言うこともあるかもしれませんね。
たとえば、親は虫歯を心配するから「歯磨きしたの!」ときつく言うのでしょうが、虫歯の痛みを知らない子どもにとって、その言葉はただの強制に感じられ、言われないとやらない習慣になるということも考えられます。
まず、親の「やらなければならない気持ち」を整理してみましょう。
①やらなければならない期限はいつですか?
②今日やれることは何ですか?
③今日できたことは何ですか?
④今日できなかったことは、明日以降いつやれそうですか?
⑤もし時間に余裕ができたら何がしたいですか?
親だって、やらなければならないことを終えたときは、達成感がわくものです。
親の気持ちに余裕があったら、「歯磨きしたの!」ではなく「一緒に歯磨きしようか」と手本を見せながら、子どもに『自分でできる』『できた』という『自信』の気持ちを育てていくことができるでしょう。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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