2017年11月30日更新
子どもを健やかに育むために
子どもには、他人に迷惑を掛けることなく、健やかに育ってほしいと願うものです。その思いが高じて、時には叩いたり、大きな声で怒ったりしそうになることはありませんか。
親にとっては『愛の鞭』のつもりだったとしても、怒られただけ、ちょっと叩かれただけでも、子どもの心には大きなダメージを与え、脳の発達に影響を及ぼすと言われています。
厚労省が、「子どもを健(すこ)やかに育むために~愛の鞭(むち)ゼロ作戦~」を呼びかけています。
① 一見、体罰や暴言には効果があるように見えますが、子どもが恐怖によって行動した姿であり、自分で考え行動した姿ではありません。
② 親に恐怖を持った子どもは、親に心配事を打ち明けなくなるかもしれません。心配事をそのままにしておくと、より大きな問題に発展してしまう可能性があります。
③ 子どもが言うことを聞いてくれない時にイライラするのは誰にでもあること。イライラが爆発する前に、深呼吸をする、数を数える(6秒が有効と言われている)など、クールダウンするための自分なりの方法を見つけておきましょう。
④ 育児の負担を一人で抱え込まずに、市町村の子育て相談窓口や児童相談所の全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」に連絡し、話してみましょう。
⑤ 子どもの『イヤ』は、成長過程では必ず通る道です。おおらかに構えて子どもの考えを引きだし、必要に応じて助け船を出しながら、子どもの意思を後押ししましょう。
しつけのためであれば体罰や暴言が許されるという考えを捨てて、一人一人が意識を変えていくことが大切ですね。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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