2017年12月28日更新
話をする効果
腹が立ったことや、気がかりなことなどを、人に話しただけですっきりしたという経験はありませんか?
また、悩みを話しているうちに、自然に問題解決の糸口が見えてきたと感じたことがあるかもしれません。
話をすることにはどんな効果があるのでしょうか?
①状況や問題点が整理される
人は話をするとき、自分の発した言葉を、耳からもう一度自分の脳に入れるので、何を伝えたいか、何を心配しているのかなど、自分を客観視することができます。
その中から、見直しや気付きを得て、新たなアイデアが生まれる可能性もあります。
②ストレスが発散される
悲しみ、怒りや悔しさなどネガティブな感情を我慢していると、心の奥に残ったまま蓋をして、消えていないこともあるのです。
我慢し続けて一定量を超えてしまうと、心身に不調をきたすかもしれません。
気の置けない人に「ちょっと聞いてよ~」なんて、話を聞いてもらうだけで、気持ちが軽くなっていることもあるでしょう。
③表現することで決心がつく
感じていることを言葉で表現することは、自分の中から導き出した考えを確認することになります。
人に話すことによってさらにモチベーションがあがり、より意欲的に行動できるかもしれません。
④コミュニケーション能力がアップする
相手の気持ちを考えながら言葉を選び、相手に分かるように話をすることを心がけているうちに、他人の話も聞くこともできるようになり、より良い人間関係を築くことにもつながるでしょう。
このように、人に話をして自分の気持ちを言葉にすることで、初めて見えてくるものもあります。そして、話を聞いてもらうことによって「自分を受け入れてもらえた」と感じることができるようです。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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