子どもの悩み総合相談室～あんしんルームから～　vol.139

子育てワンポイントアドバイス

 
楽しい読み聞かせ

 
お子さんは、どんな本が好きですか。

年齢により、子どもが好む本は、変わってきます。

色が好き、挿絵のタッチが好き、繰り返しの言葉が好きなど、大人とは違った視点で選ばれる本があります。

読んであげる時は、子どもに好きな本を選ばせると良いでしょう。

読み聞かせには、大人が自分のために読んでくれるという幸福感をもたらす、言葉が増える、想像力をはぐくみ情感を豊かにするなど、多くの効果があると言われています。

また、成長するにつれ、本好きになり、様々な困難を乗り越えるきっかけを本の中から見つけるチャンスに恵まれ、前を向いて生きるヒントを得る機会も多くなります。

読み聞かせのときに気を付けたいことは、

①子どもの想像力を邪魔しないように、大げさな声色の変化や身振り手振り、表情などの表現を控える。

②物語に集中できるよう、ゆっくりはっきり、心を込めて読む。

③読み終わった後に無理に感想を聞かないようにして、余韻を楽しむようにする。

子どもが成長したとき、親と共有した時間とふれあいが楽しいものであれば、幼い日の良き思い出として心に残っているでしょう。

 

ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。