2011年10月31日更新
子育てワンポイントアドバイス
44 自分を大切にする子どもを育む
子どもは、周りの人から「より上手に」「より賢く」なることが期待され、次第にその重圧に耐えることができなくなり、自分自身に戸惑っていることがあります。このような時は、孤独にならないで『周りから自分を必要としてくれる人がいるんだ』と実感できることが大きな支えになります。 例えば、日頃、子どもが親と一緒に食事を作ったり動植物を育てたりすることや、地域の行事、ボランティアに参加することは、誰かのために自分が役立っていると心から感じることができる貴重な体験です。 また、家族や地域の人との絆を強くし、連帯感や責任感を育ててくれます。「あなたがいてくれてよかった」「あなたの力があったから」と、いつも褒めてもらい、日々の生活の中で『自分が必要とされている』と実感できる体験をすることで、子どもは自分を大切にして生きる力を育んでいきます。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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