2011年11月29日更新
子育てワンポイントアドバイス
46 親の理想や期待は後回しで
子どもに注意している時、感情が高ぶってきて、途中から何を注意したかったのか、分からなくなってしまったという経験はありませんか?親の理想が高く、子どもへの期待が強いと、子どもの『気持ち』を受け止めることよりも、自分の中に湧き出る不安や焦り、怒りなどの気持ちの処理に追われてしまうことがあります。感情は湧き出てくるものなので、このようなとき途中で止めたり抑えたりすることがとても難しいものなのです。 子どもがしてはいけないことをしても、子どもの話をじっくり聴いてみると、どうしてそのような行動をとったのか納得できることもあります。話を聴くことで、子どもは「お父さん(お母さん)は、僕(私)のことを思って注意してくれたんだ」と、自己肯定感を損ねることなく、しっかり捉えてくれることでしょう。感情が高ぶった時は、子どもの話を聴く余裕がなく、気持ちを受け止めることがとても難しく感じることがありますが、繰り返し実践するうちに慣れて、自然にできるようになります。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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