子どもの悩み総合相談室～あんしんルーム～から　vol.55

子育てワンポイントアドバイス

　55　おねだりされたら・・・

商品の前で子どもにおねだりされ困った経験は誰にもありますね。
幼児期の子どもは興味のあるものを次々に欲しがるので、大人はつい、買い与えてしまいがちです。
しかし、いつも応じていると子どもはおねだり症候群から抜け出せず、将来困った問題が起こることがあります。
こんな時は、「一つだけ」「今回だけ」などルールを決めて対応しましょう。
子どもはおねだりの失敗経験を重ねながら、すべて自分の思い通りにならないことを学びます。
子どもから我慢する機会を奪うのは大人かもしれません。
まずは大人自身が子どもに買い与えたい衝動をおさえることで、子どもに我慢する心が育つことに気づきましょう。
おねだりは、成長していく子どもがお金やものとの付き合い方を考える大事な機会です。　

ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。