2012年6月29日更新
子育てワンポイントアドバイス
60 友達とけんかしたとき
子どもが友達とけんかをしたとき、どう対応したらいいのでしょう? まず、子どもの言い分を途中でさえぎらず、文句が出つくすまで聞いてみましょう。 このとき「腹が立ったんだね」と気持ちを受け止め、「友達が悪いよね」とか「そんなことぐらい我慢すればいいのに」などと、大人の判断をさしはさむことは必要ないのです。 このあと、「友達はどんな気持ちだったんだろう?」と問いかけ、相手の気持ちを一緒に考えてみてはどうでしょうか。 少し冷静になると「自分も悪いところがあった」という言葉が出るかもしれません。また、明日も学校で顔を合わせるのですから、無視やずっと怒った顔のままでいるのもつらいものです。 仲直りしたいのか、相手が謝るまで怒っていたいのか、「~しなさいよ」ではなく、「あなたはどうしたいのかな?」と子どもに考えさせることが大切です。 よくないことと思われがちなけんかですが、人とどう付き合うか社会的経験をつむよい機会でもあるのです。けんかを成長の糧にできたらいいですね。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
所在地:〒939-0294 富山県射水市新開発410番地1 射水市役所小杉庁舎1階 TEL:0766-57-0100 FAX:0766-52-3122 Email:kodomo-soudan@city.imizu.toyama.jp