2012年10月31日更新
子育てワンポイントアドバイス
69 幼児の偏食 どう直したらいいの
子どもが2~3才の頃、食事で好きなものだけを食べ続け、嫌いなものは口にしない時期があります。親は「もう偏食がはじまった。早く直さなくては」と子どもを叱ったり、無理に食べさせようとしたりすることがあります。本来、人にとって食事は至福の時間なのに、子どもは無理に食べさせられると「食事=イヤなこと」と心に刷り込まれてしまいます。その上、自分を「偏食の多い困った子」「言うことが守れない悪い子」とマイナスイメージでとらえ、自分自身を好きになれないことにつながるかもしれません。 では、どうしたらいいのでしょう。食事の場面が楽しく一緒にいる人がおいしそうに食べている姿を見れば、子どもは食べてみたくなる時がくるものです。そのサインが見えた時、「食べる?」と聞いてみましょう。「食べる・食べない」、「いつ食べるか」は、子どもが決めることですが、「食べなさい」と強制されることから解放してあげることが食べる意欲につながります。子どもを信頼し根気強く続けていくと、ほどほどに好ましい食品選択力が身につくものです。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
所在地:〒939-0294 富山県射水市新開発410番地1 射水市役所小杉庁舎1階 TEL:0766-57-0100 FAX:0766-52-3122 Email:kodomo-soudan@city.imizu.toyama.jp