2012年11月30日更新
子育てワンポイントアドバイス
70 「聞く力」
900人以上の人々との対談をしてきた作家の阿川佐和子さんの『聞く力』(文春新書)という著書があります。「面白そうに聞く」「相づちをケチらない」など経験に基づいたユーモアある心得を伝授しています。聞き方を少し工夫することで相手がどんどん話したくなるようです。話し手である子どもは、話をさえぎられることなく相づちをたっぷりもらうことで、自分を認めてもらえたという安心感を持ちます。「ふうん、そうか」「なるほど」など相づちをうちながら聞き、話によっては「それで次はどうなったの」「そこでどう思ったの」など身を乗り出して聞いていると、どんどん話が広がっていくでしょう。家事の手を休めて話を聞く時間を持つと、子どもや家族の知らなかった一面を発見することができます。 親の「聞く力」が、子どもにも自然に身につき人間関係を豊かにする能力になるかもしれません。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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