2013年1月30日更新
子育てワンポイントアドバイス74 「思いやり」『思いやり』を辞書で引くと「他人の身の上や心情に心を配ること」と書いてあります。子どもが小さい頃、具合を悪くして寝ているお母さんの頭をなでてくれたり、兄弟が泣いていたらそっとティッシュを差し出してくれたりなどの経験はありませんか。幼くても自分の経験から「具合が悪いんだな」「悲しいんだな、何か役に立ちたい」と思ったのですね。こんな時「ありがとう」と伝えると、ニコッと嬉しそうな笑顔を見せます。自分がしてもらって嬉しかったことを他の人にしてあげたら喜んでもらえる、ありがとうと言われて心が温かくなるという経験を増やしていくことが思いやりの種をまきます。 少し大きくなると、「こんなことをしたら悲しむだろうな、腹を立てるかも」など相手の気持ちを想像し、いやな思いをさせないよう心を配ることができるようになります。このように家族や周りの人とたくさんふれあい、いろんな経験を積むことが思いやりの心を育くみ、温かさに満ちた社会となっていくと信じたいものです。ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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