2013年2月28日更新
76 ほめる秘策『4S』 テレビの『のど自慢』を見ていて、ほめるところがなさそうな下手な歌なのに、審査員はうまくほめるものだなと感心することはありませんか?「味がある。素直な声で好感が持てた。さわやかな気分になった・・・」など、審査員がそう感じたのなら、嘘やお世辞を言って、おだてるのとは違うのですね。誰だってほめられることは嬉しいものです。子どもだって、大人だって同じです。それなのに多くの人は他人を見る時、つい悪い方ばかりに目が向きやすい傾向があります。だから、積極的に「ほめるところをみつけよう」という姿勢になることです。よいところは必ず見つかります。逆に、ちょっと困った、直してほしいなと思うような時は、よいところをほめてから、「本当に惜しい。ここだけよくなれば、最高なんだけど・・・」のように付け加えます。そうすることで、欠点を指摘されたというイヤな気持ちは残らないのです。ほめられることによって、子ども自身も気づかなかった可能性を発見し、自信を持ち、大きく伸びていくものです。最後に、ほめる秘策をお伝えしましょう。それは『4S』―「すごい。素晴らしい。さすが。素敵」―これらを上手に使うことで、相手の気持ちはほぐれますよ。どうぞお試しください。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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