2020年1月6日更新
思いやり
「思いやりのある子になってほしい」ということは、誰もが望むことだと思います。では、どうしたら思いやりの心が育つのでしょうか。
子どもが小さい頃、疲れて寝ているお母さんの頭をなでてくれたり、泣いている弟にそっとティッシュを差し出しているのを見たりした経験はありませんか。 幼いながら「具合が悪そうだけど、大丈夫かな」「悲しいんだな…何か役に立ちたい」と相手の気持ちを想像し、気遣ってくれたのですね。こんな時「ありがとう」と伝えると、ニコッと嬉しそうな笑顔を見せてくれたでしょう。自分がしたことを喜んでもらえる、ありがとうと言われて心が温かくなるという経験が、思いやりの種をまきます。子どもは、自分が優しくされた経験や、困っている人を手助けしている大人の行動から、親切にすることを学ぶでしょう。
もう少し成長すると「こんなことをしたら悲しむだろうな、怒りたくなるかも」など、いやな思いをさせないよう心を配ることもできるようになっていくものです。 家族や周りの人とたくさんふれあい、いろいろな経験を積むことが思いやりの心をはぐくみます。お互いを気遣い助け合える温かさに満ちた社会であれば幸せですね。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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