2020年7月22日更新
『足し算の子育て法』のすすめ
親は、わが子に「〇〇になってほしい」と願い、理想の子ども像を描いていることがよくあります。しかし、わが子の言動を見て「理想にはまだまだ」と思い、理想から現実を引く『引き算の子育て』に陥ってしまうことがあるようです。引き算が重なると、次第に子育てへの自信をなくしてしまいます。それだけではなく、子ども自身も自己肯定感をもてなくなってしまうということにもなりかねません。
『足し算の子育て法』へと気持ちを切り替えてみませんか。今、目の前にいる我が子のちょっとしたよい行いや小さな努力を見つけ、それを認め、褒める子育て法です。少しずつ、子どものよさやできることの積み重ねをしていきます。親が「当たり前」と思う子どもの言動にも、「意味のあること」「すばらしいこと」と捉え、子どもに返していきましょう。
例えば、上の子が下の子におもちゃを譲ってあげたとき、上の子だから当たり前と思うのではなく、「優しいね。相手の気持ちを考えてあげたんだね」など、その行為のよさや意味を子どもにわかる言葉で伝え、褒めていくのです。こうすることで、子どもは成功体験を味わい、自分に自信をもてるようになるでしょう。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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