2020年8月26日更新
スキンシップは心の栄養
日本人は文化的な背景もあり、欧米のように頻繁に手をつないだりハグしたりする習慣がなく、スキンシップが苦手な国民だと言われています。
それは感染症の予防などに役立つという良いこともありますが、子どもにとってのスキンシップは、心身の発達に欠かせない大切なものなのです。
脳科学的にみると、肌を触れ合うことで「愛情ホルモン」といわれる脳内物質(オキシトシン)が分泌されるそうです。
だから温かい手で背中をさすってもらうだけで、身体の緊張はほぐれ、心が温かくなり癒されるのですね。
スキンシップをたっぷり体験して育つと、心が安定しストレスに強くなる、自立心が育つ、集中力が養われる、自己肯定感が高まる、など様々なよい効果があることもわかっています。
外出自粛や休校を経験したり、コロナ禍により新しい生活様式が求められるなど慣れない生活の中で緊張したりして、子どもたちもストレスがたまっていることでしょう。
子どもたちの行動や体の変化に気をつけてあげてください。こんなときこそ子どもの心に寄り添い、いつもよりスキンシップや声かけなどを心がけたいものですね。
ここでは、広報誌等に掲載された子どもの悩み総合相談室相談員さんからのひとことアドバイスを掲載しています。
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