2025年4月1日更新
令和3年11月26日の国の通知により、ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防接種の定期予防接種の積極的勧奨が再開され、射水市では令和4年度より、対象の方へ予防接種券を個別通知しています。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、ヒトにとって特別なウイルスではなく、多くのヒトが感染し、そしてその一部が発症します。200種類以上の遺伝子型があるHPVの中で、子宮頸がんの約50~70%は、HPV16、18型感染が原因とされています。HPVに感染しても、多くの場合ウイルスは自然に排除されてしまいますが、一部が数年~十数年間かけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。子宮頸がんは、国内では年間約10,000人が発症し、年間約2,700人が死亡するといわれています。 ワクチンでHPV感染を防ぐとともに、子宮頸がん検診によって前がん病変を早期発見し早期に治療することで、子宮頸がんの発症や死亡の減少が期待できます。
小学校6年生~高校1年生に相当する年齢の女性で、年度の初日(4月1日)から年度の末日(3月31日)まで ※標準的な接種年齢:中学1年生となる年度の初日(4月1日)から年度の末日(3月31日)まで 小学校6年生の方には、4月末頃までに予防接種券を個別通知します。
子宮頸がん予防ワクチンは「シルガード(9価)」「ガーダシル(4価)」「サーバリックス(2価)」の3種類あり、ワクチンの種類や1回目の接種を受ける年齢によって、接種回数・間隔が異なります。
原則、同じ種類のワクチンを接種してください。 また、接種を終了するまでに標準的には6か月かかります。接種を希望される方は余裕をもったスケジュールでお願いします。標準的な接種方法をとる事ができない場合、下記の接種間隔で接種できます。体調等を考慮し、無理のない接種をしましょう。接種するワクチンの種類は医療機関でご相談ください。
小学6年生から15歳未満で1回目の接種を行う方のみ、標準的な接種回数は2回接種となります。
<1回目接種を15歳になるまでに受ける場合>
標準的な接種方法 1回目接種⇒2回目(1回目から6か月後)
※標準的な接種方法をとることができない場合
1回目接種⇒2回目(1回目から少なくとも5か月以上あける。5か月未満である場合は、3か月以上あけて3回目の接
種が必要)
<1回目接種を15歳になってから受ける場合>
標準的な接種方法 1回目接種⇒2回目(1回目から2か月後)⇒3回目(1回目から6か月後)
※標準的な接種方法をとる事ができない場合
1回目接種⇒2回目(1回目から1か月以上)⇒3回目(2回目から少なくとも3か月以上)最短4か月で完了
【ガーダシル(4価)】
1回目接種 ⇒2回目(1回目から1か月以上)⇒3回目(2回目から少なくとも3か月以上)最短4か月で完了
【サーバリックス(2価)】
標準的な接種方法 1回目接種⇒2回目(1回目から1か月後)⇒3回目(1回目から6か月後)
1回目接種⇒2回目(1回目から1か月以上)⇒3回目(1回目から5か月以上かつ2回目から2か月半以上)
最短5か月で完了
不活化ワクチン
射水市指定医療機関(要予約)または県内協力医療機関 ⇒ 予防接種の受け方(定期接種)参照
下記の関連リンクより、最新のリーフレットや関連情報をご覧ください。
厚生労働省ホームページ ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
※最新のリーフレット(「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ」の「概要版」、「詳細版」、「HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ」)や、接種後に生じた症状の相談先等が確認できます。
高校1年相当の女の子と保護者の方へ(チラシ)
厚生労働省ホームページ HPVワクチンに関するQ&A
国立がん研究センターホームページ 「知ってください ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がんのこと」
「積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方への対応(キャッチアップ接種・自費でヒトパピローマウイルス感染症ワクチンを接種された方の償還払い)」については、こちらのホームページをご覧ください。
8:30~17:15 月~金曜日(土日、祝祭日を除く)
射水市保健センター 射水市中村38 電話(0766)52-7070
所在地:〒939-0241 富山県射水市中村38番地 TEL:0766-52-7070 FAX:0766-52-7071 Email:hoken@city.imizu.lg.jp