本市では、これまで、平成１７年の市町村合併によるスケールメリットを活かすため、定員の縮減を基本とした定員適正化に取り組んできました。
　前計画では、第４次射水市行財政改革大綱に掲げた「長期的な課題を踏まえた『量』の改革と『質』の改革の両立」という視点を持ち、職員数の適正管理をしつつ、「職員と組織の質の向上」に取り組んできましたが、更なる人口減少や少子・高齢化への対応のほか、新型コロナウイルス感染症を契機とした生活様式の変容や価値観の多様化に伴い、年々市民ニーズが高度化・複雑化してきていることに加え、頻発する災害対応など、これまで以上に柔軟かつ迅速に対応していくことが求められています。
　また、職員のワーク・ライフ・バランスの実現に向けて、時間外勤務の縮減のほか、育児休業や育児短時間勤務等を希望に応じて取得でき、子育てがしやすい職場づくりに取り組むなど、働きやすい職場環境の構築を進めていく必要があります。
　このような状況を踏まえ、令和６年度から令和１０年度までの５年間の計画を策定しています。

射水市定員適正化計画（令和6年度～令和１０年度）