プロジェクトK - 子どものからだの異変に迫る - 2024年12月16日更新 シェア ポスト 市内のホットなスポーツニュースをお届けします! ↓ ↓ ↓ 今回はこちら ↓ ↓ ↓ 子どもたちのからだの「異変」に気付いていますか? \プロジェクトK/ 今、子どもたちのからだに異変が起こっています。「まっすぐに走れない、歩けない、転ぶと手を付けずに大きなけがをしてしまう…。」そんな子どもが増えています。 原因はいったいどこにあるのでしょうか。 この、異変を止めなければ…。子どもたちの今、そして未来に危険が迫っています。子どものからだの異変の原因を解明していきましょう。 子どもの体力低下が止まらない! 祖父母世代、親世代、今の子どもの体力・運動能力調査を比較すると、今の子どもは50m走、ボール投げともに祖父母世代、親世代よりも数値が低くなっています。このことは子どもの体力の「走る・とぶ・投げる」などの基礎的な運動能力の低下が表れているということです。 また、射水市の子どもたちの令和6年度の体力測定の結果は、全ての小学生の学年において国と県の平均を下回っています。 今の子どもたちがこのまま成長しても、今の大人たちと同程度の体力まで達することはできないといわれています。 体格はアップ体力はダウン しかし、今の子どもの方が数値が高い項目もあります。それは体格です。今の子どもは昔の子どもよりも背が伸びて体格が良くなっています。 体格がよくなればそれに合わせて体力や運動能力も向上するんじゃないか?と思う人がいるかもしれません。ところが今の日本の子どもたちは体格がよくなっているのにもかかわらず体力が低下しています。言い換えれば、今の子どもたちには身体の成長に見合った体力や運動能力の発達が見られないということです。 転び方がわからない 最近の子どもはちょっとしたことで骨折をします。骨折だけでなく、転んだ時にとっさに手をつけず顔を打つ、歯を折ってしまうといったケガも非常に多いです。 このことは動きをコントロールする能力が低下し、不器用な子どもが増えていることを示しています。 どうなる?子どものたちの将来 今の子どもたちは、「基礎的な運動能力の低下」、「からだの成長に見合った体力や運動能力の発達がみられない」といった体力低下の問題があることがわかりました。 一体これらの何が問題なのでしょうか。その答えは、「子どもの将来」に関わってきます。 体力は20歳前にピークを迎え、そこからゆっくりと低下していきます。今の子どもの体力のピークは昔の子どものピークと比べてかなり下の年齢で迎えています。 少子高齢化社会において、今の子どもたちの将来の負担はとても大きいです。しかし、体力が低下している今の子どもたちにその試練を乗り切ることはできるのでしょうか。大人になっても元気に楽しく生活を送るためには、今のうちから十分に身体を動かして、少しでも高い体力レベルに引き上げていくことがとても大切です。 あそびを通して運動しよう! 子どもたちのからだの異変はライフスタイルの変化によるものだといわれています。食生活や電化製品の進化などにより、便利で快適な生活を手に入れました。こうしたライフスタイルの変化は、子どもたちから「仲間」「時間」「空間」を奪っていきました。 これらは子どもたちの遊びの必要条件です。つまり、子どもたちはあそびを通して運動能力を発達させ、体力をアップさせていたのです。 しかし、この令和の時代、AIや人工知能が開発されてもおかしくない世界になりました。そんな中、昔の生活に戻すことは難しいです。 では、どうすればいいのでしょうか。今の子どもの生活の中で楽しみをみつけ、あそびながら運動をすればよいのです! おすすめのあそび 新聞紙:社会の出来事を入手するだけではなく、あそびにも利用することができるんです! ★じゃんけん ①1人ずつ新聞紙を広げて乗り、じゃんけんする。 ②負けた方は新聞紙を半分に折って乗る。 ※上記を繰り返し、新聞紙の上に立てなくなった方が負け。 ★しっぽとり ①新聞紙の端をズボンの後ろに入れ、しっぽの形を作る。 ②みんなで向かい合い、しっぽとりを行う。 ★ボール・棒・リング ①新聞紙でボールや棒やリングを作る。 ②投げたりキャッチしたりする。 ※棒でボールを打ったり、棒でリングをキャッチしても楽しい! ★頭のせ ①新聞紙1枚を半分に折り、頭にのせる。 ②落とさないように歩いたりジャンプしたりする。 ※上記を繰り返し、どこまで小さくできるかやってみる! ★かけっこ ①新聞紙1枚を身体の前面に当てて新聞紙が床に落ちないように走る。 ②新聞紙をどんどん小さくして、上記と同様に走る。 ※新聞紙が小さくなるほど走るスピードを上げないと新聞紙が床に落ちてしまう! ケーブルテレビ版 スポーツ宅配便 市YouTubeで閲覧することができます!スポーツ宅配便(プロジェクトK)YouTubeへ移動します 参考 ・スポーツ庁 令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果 ・日本レクリエーション協会 親子でタッチ! お問い合わせ 教育委員会 生涯学習・スポーツ課 所在地:〒939-0294 射水市新開発410番地1 電話:0766-51-6637 FAX:0766-51-6663 Eメールアドレス:shougaku-spo@city.imizu.lg.jp