各庁舎建物及び跡地の利活用の方向性について 2015年4月28日更新 シェア ポスト 市では、平成28年秋の新庁舎開庁に伴う、各庁舎の建物や跡地の利活用の基本的な考え方や庁舎ごとの方向性についてお知らせします。 跡地利活用の検討経緯 ・平成24年7月 学識経験者等による「射水市庁舎跡地等検討委員会」が設置される。(6回開催)・平成25年5月 検討委員会から「射水市庁舎跡地等の利活用に関する提言」が提出される。・平成26年8月 庁舎新築工事請負契約を締結する。(平成28年8月末完成予定)・平成26年12月 「各庁舎建物及び跡地の利活用の方向性」を12月議会で説明する。・平成27年2月 第2次総合計画、庁舎跡地の利活用をテーマとした「市長のタウンミーティング」を開催する。・平成27年3月 「各庁舎建物及び跡地の利活用について」を3月議会で説明する。 1 利活用の基本的な考え ⑴ 地域の個性を生かした利活用と総合計画について 「射水市庁舎跡地等の利活用に関する提言」の「地域の個性を生かした利活用」の考え方を踏まえつつ、総合計画に沿った、市全体を俯瞰した利活用を図ります。 ⑵ 公共施設面積の削減について 「射水市における公共施設の現状及び今後の更新費用・維持管理費の推計」(平成25年9月)における、公共施設の当面の削減目標延床面積38,000㎡を踏まえることとします。 ⑶ 庁舎建物の取壊しについて 新庁舎整備に伴い、大島庁舎、布目庁舎を除き、各庁舎は庁舎としての役割を終えます。耐震性のある大門庁舎を除き、新湊、小杉及び下庁舎については取壊しを図ります。 ⑷ 民間活力の導入について 厳しい財政状況を鑑み、庁舎跡地については売却又は賃貸借の設定を図り、その収益を財政運営に充用します。整備に当たっては、市の財政負担を極力抑制するため可能な限り民間活力の導入に努めます。 2 庁舎跡地の利活用の方向性 ⑴ 新湊庁舎跡地 豊富な観光資源を生かし、安定的に交流人口を受け入れるため、公共交通(万葉線、コミュニティバス、路線バス)の結節点として、観光機能も備えた公共交通ターミナルの整備を図ります。併せて、市民の利便性を確保するため、地区窓口や市民交流機能のほか、民間事業者事務所等の機能も備えた複合・交流施設の整備を図ります。整備に当たっては、民間活力の導入を視野に入れながら進めていきます。 ⑵ 小杉庁舎跡地 小杉地区は、図書館や文化ホール、運動公園等の文化・スポーツ施設や富山県立大学等の高等教育機関が多く立地しています。このような文教地区としての魅力をより高め、交流・定住人口の増加あるいは多様化する教育ニーズへの対応、特色ある教育活動の展開が期待できる教育施設(私立学校初等科)の誘致を図ります。 ⑶ 大門庁舎跡地ア 少子化が進行する中、子どもを生み育てやすい社会を形成するため、子育て相談体制を強化することが重要です。これまで、保健センター、保育園等において子育て世代の相談に対応してきましたが、これらに加え、子どもの悩み相談室や発達相談室等の、子どもに関する総合的な相談窓口として、子ども・子育て総合支援施設への転用を図ります。イ 大門庁舎東側更地については、人口増対策及び財源確保の観点から宅地分譲用地として売却します。 ⑷ 下庁舎跡地ア 下地区は、国道8号に近く交通の便は良いものの、今後、高齢化が進み、人口が著しく減少する見込みであることから、人口増対策として下庁舎、下村コミュニティセンターを取り壊し、宅地及び周辺公共施設用駐車場として整備を図ります。イ 下村交流センターを増改築して下村コミュニティセンターの機能の確保を図ります。 地区窓口について 証明書発行等の業務を行う地区窓口は、現庁舎の近隣の既存公共施設へ設置するという基本的考えのもと、次の場所への設置を予定しています。 ・新湊地区 新湊庁舎跡地に整備する複合・交流施設内 ※整備の間は、暫定的に新湊消防署内に設置 ・小杉地区 廃止となる小杉保健センターを転用 ・大門地区 大門庁舎を転用する子ども・子育て総合支援施設内 ・下地区 下村交流センターを増改築して整備する下村コミュニティセンター内 ※整備の間は、引き続き下庁舎内に設置 市長のタウンミーティング(平成27年2月) 平成26年度からスタートした第2次射水市総合計画、庁舎建物及び跡地の利活用等をテーマとした市長のタウンミーティングを市内5会場で開催しました。 詳しくはこちらをご覧ください。 平成26年度市長のタウンミーティング お問い合わせ 企画管理部 政策推進課 所在地:〒939-0294 射水市新開発410番地1 電話:0766-51-6612 FAX:0766-51-6646 Eメールアドレス:seisaku@city.imizu.lg.jp