DXの推進 2026年3月10日更新 射水市DXビジョンの改訂について 近年、高齢化や人口減少が深刻化する中、社会を支える担い手不足や、それに伴うサービスの質や産業の競争力、地域社会の機能低下などが懸念されています。 また、デジタル技術の急速な進展に伴い、生活のあらゆる場面でデジタル化が進行しており、個人の価値観やライフスタイルが大きく変化しています。 こうした中、本市では令和3年8月にDXビジョンを策定し、「射水市DXはLX(Lifestyle Transformation:生活スタイル変革)」をキャッチコピーに、地域コミュニティの醸成や移住・定住促進、健康寿命の延伸、便利な地域交通、企業のDX支援、スマート窓口の導入など、様々な分野でDXの推進に取り組んでまいりました。 新たなDXビジョンにおいても、DXを活用した施策に継続して取り組み、多くの人が集い、交流し、あらゆるライフステージで幸せを実感できる社会の実現に向け、市民の皆さんと共にLX(生活スタイル変革)に挑戦します。 ※DX(デジタルトランスフォーメーション):デジタル技術があらゆる領域に浸透することで、人々の生活をより良い方向へ変化させるという概念 射水市DXビジョンVer.2.0 DXで目指す未来の姿 本ビジョンは、第3次射水市総合計画で構成するライフステージに合わせ、DXの推進で目指す10年後(2035年)の未来を想像し、作成しています。 本取組をライフステージに合わせ、あらゆる分野でDXを推し進めるため、市職員が自ら最新のデジタル技術を体験するイベント「IMIZU Future connect day」を開催し、各部局から「DXの推進により、10年後の射水市で実現していると理想的である未来の姿」についての提案募集を行ったほか、富山県立大学の学生と市職員による「未来の姿」を考えるワークショップで出たアイデアも参考にしています。 また、市と関わりのある高等教育機関や民間企業、関係団体の意見も取り入れています。 DXで目指す未来の姿 ※2035年の未来を想像し作成しておりますが、社会経済情勢や国の動向、情報通信技術の進展を踏まえ、適宜見直しを行います。 (1)生まれる 目指す未来の姿 2035年 デジタル技術の活用により、結婚を希望する人に新たな出会いの機会が創出されています。 また、保育の現場ではDXが推進されることで業務の効率化が進み、保育時間の確保や情報の共有により保護者も安心して子育てができる仕組みが整っています。 さらには、地域で子育てを見守り支援する温かな環境が広がり、子育てに関する相談体制が充実することで、誰もが希望を持って家族を築き、安心して生み育てられる社会が形成されています。 想定される事業 2026年~・結婚を希望する人へのデジタル技術を活用した新たな出会いの創出・母子手帳アプリを活用した出産・育児の支援・保育DXを活用した保護者と保育現場の負担軽減・地域での見守りや子育てを応援する環境(オンラインコミュニティ等)の整備 (2)育つ 目指す未来の姿 2035年 子どもたちが学びの場・機会を平等に享受でき、学習意欲や主体性を伸ばせる環境が整っています。オンライン授業やデジタルツールを活用し、不登校や特別な支援を必要とする児童・生徒を含め、誰もが多様な方法で学べる場を提供するほか、実体験型の学習で理解を深めています。 地域の自然や文化に触れる教育が郷土愛と誇りを育み、子どもたちが安心して成長できる社会が構築され、地域と学校が共に未来を築く持続可能な社会が実現しています。 想定される事業 2026年~・データによる学びの支援、多様なツールで学べる環境の実現・授業や行事に参加できない生徒へのオンライン授業の実施・実体験型VR学習による学びの推進・デジタル上での新たな居場所(サードプレイス)の確保・ふるさと射水への愛着を育む教育の充実(オンライン講座 等) (3)学ぶ 目指す未来の姿 2035年 過去の映像や記録のデジタルアーカイブの整備により、郷土への理解と誇りが育ち、地域文化を次世代に継承できる仕組みが確立するとともに、オンライン講座や遠隔指導により子どもから大人まで、いつでも学び続ける環境が整い、市民一人ひとりが、生涯にわたり成長と充実した生活を送る社会が実現しています。 また、新たなデジタル体験が世代間の絆を深め、世代や地域を超えた多様な学びと交流により、活気ある地域社会が創出されています。 想定される事業 2026年~・ふるさとデジタルアーカイブによる郷土学習の充実・スポーツ指導者や経験者からの遠隔指導・eスポーツを通じた世代間交流の促進・リカレント教育(オンライン講座)の実施・スマート図書館の推進 (4)働く 目指す未来の姿 2035年 働きたい魅力的な企業が立地し、若い世代を中心に誰もがライフスタイルや価値観に合った働き方が実現できる社会が構築されています。 一次産業のデジタル化やオートメーション化が進展し、生産性の向上が図られるとともに、担い手の育成も進んでいます。また、地域産品のブランド化が進むことにより、付加価値の向上や販路が拡大するなど、収益性の確保による持続可能な生産体制が構築されています。 想定される事業 2026年~・若者や女性が働きたいと思う企業の誘致・AIの活用支援など企業DXの支援・コワーキングスペースやサテライトオフィスの整備・ICTやロボット等によるスマート農業・スマート漁業の推進・短時間労働者、外国人、高齢者、障がい者等の雇用のマッチング (5)暮らす 目指す未来の姿 2035年 新たな地域交通の導入や社会インフラの効率的な管理、空き家問題解消に向けたデータの整備・活用により、誰もが安心して快適に暮らせる社会が実現しています。 防災や消防のDX推進により自然災害への対応力が強化されるとともに、ネットワークカメラの活用による効果的な防犯対策が進むなど、安全なまちづくりが進展しています。 世代や分野を超えて地域がつながることで、年齢や障がいの有無にかかわらず、住み慣れた地域で安心して健康に暮らせる地域共生社会が形成されています。 想定される事業 2026年~・ライドシェア、自動運転バス・タクシー等の新たな地域交通の導入・デジタル技術を活用した効率的な社会インフラの管理・空き家情報のデータベース化による空き家対策の強化・センサーやカメラ等を活用した防災・消防・防犯のDX推進・関係機関との情報共有による福祉・医療の質の向上 (6)みがく 目指す未来の姿 2035年 旅行会社や旅マエの観光客から観光地として選ばれるよう、XRなどを活用したリアルな情報発信が行われるとともに、AIなどのデジタル技術の活用により、最適な観光ルートが提案されるなど、滞在時間の延長や消費拡大が図られています。 また、市民が地域に誇りを持ち、居住地として選ばれる持続可能な地域を築いています。 想定される事業 2026年~・AIによる観光客に合わせた最適な観光ルートの提案・XRなどを活用した情報発信・射水ブランドの確立に向けたデジタルマーケティングの展開・ニーズに合わせた情報発信による移住・二地域居住等の促進・複数の媒体を利用したシティプロモーションの推進 (7)つなぐ 目指す未来の姿 2035年 多文化共生意識が醸成され、地域や文化にとらわれず様々な人々が交流できる仕組みが定着するとともに、地域コミュニティの連携が強化されるなど、地域の活性化が図られています。 また、脱炭素に向けた取組が進み、環境負荷が軽減された持続可能な地域が確立しています。芸術文化活動の活性化が進み、次世代の担い手が育ち、多様性と活力を持ちながら発展する社会が実現しています。 想定される事業 2026年~・地域外の方がイベント参加や体験、交流ができる環境整備(メタバース等)・自治会アプリの導入促進・外国人住民が必要な情報を受け取れる環境整備・脱炭素に向けたデコ活の推進・デジタルコンテンツを活用した芸術文化活動の推進 DXの推進に向けて (1)安心して参加できるために デジタル技術の悪用防止対策をはじめ、個人情報保護、情報セキュリティ対策やプライバシー保護を通じて、安心して利用できる環境を確保します。 また、先進企業などの積極的な参加を促すとともに、信頼性・公平性の確保に努めます。 (2)デジタルが苦手な方のために DXの推進は、生活の利便性向上や生活様式の多様化に資するものであり、全ての人が幸せや豊かさを実感でき、災害などにも迅速かつ的確に対応可能な安全・安心な暮らしの実現に寄与します。 一方で、デジタル機器の操作に慣れていない方も含めて、市民一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができるなど、DXによるメリットを享受できる社会の実現を目指します。 (3) 市役所のDX 新たなデジタル技術を活用し、業務の効率化を図ることで、多様化するニーズへの対応や職員がコア業務に注力できる環境を整えるなど、市民サービスの向上に努めます。 取組例 ・窓口業務の自動化・効率化、24時間窓口の推進(自治体フロントヤード改革 等)・国や県の施策(PMH 、公共サービスメッシュ 、データ連携基盤 等)と連携した市民サービスの向上・AI、ロボット、センサーを活用した市民サービスの向上と業務効率化・ビッグデータやオープンデータの利活用推進(地図情報の可視化、官民データ利活用の推進 等)・ペーパーレスやテレワークの推進による働き方改革・市民目線に立ち、積極的にデジタル技術の活用を推進する職員の育成 (4)DX推進体制 本市のDX推進事業を迅速かつ的確に実行するため、市長を本部長とするDX推進本部を設置し、DX推進に関する全体方針の決定や必要な事項の審議を行います。 また、各部局のマネージャー(次長)で構成するDX推進検討会を設置し、部署を横断してDXに関する具体的な検討・調整を行います。 各部局にチームマネージャー、副マネージャー、DX推進リーダーを設置し、検討会に付議すべき事項の調査・研究を行い、複数の部局をまたぐテーマの検討については必要に応じてワーキンググループを設置します。 【参考】これまでのDX推進の取組 射水市DXビジョンVer.1.0 DX推進の取組一覧(令和3年度~令和7年度) PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。こちらのバナーから無料でインストールできます。 お問い合わせ 未来創造課 DX推進班 所在地:〒939-0294 射水市新開発410番地1 電話:0766-51-6614 FAX:0766-51-6668 Eメールアドレス:dx@city.imizu.lg.jp