射水市雨水管理総合計画 2023年4月1日更新 シェア ポスト 雨水管理総合計画について 雨水管理総合計画の目的 雨水管理総合計画は、下水道による浸水対策を実施する上で、当面・中期・長期にわたる、下水道による浸水対策を実施すべき区域や目標とする整備水準、施設整備の方針等の基本的な事項を定めることで、下水道による浸水対策を計画的に進めることを目的とするものです。 射水市の雨水対策の沿革 平成20年8月16日と平成21年9月4日には、計画規模を上回る集中豪雨により床下浸水被害が市内24地区で発生しました。これを受け、平成22年度に総合的な雨水排除計画の方針を定めた「射水市雨水対策基本計画」を策定し、平成23年度より雨水対策施設等の整備を実施してきました。 雨水管理総合計画の策定 国土交通省は、平成28年4月に「雨水管理総合計画策定ガイドライン(案)」(国土交通省水管理・国土保全局下水道部)を策定し、平成29年7月に増補しました。 一方、射水市内においては、平成22年度の「射水市雨水対策基本計画」策定以後も、計画降雨に迫るような豪雨に伴う新たな箇所での浸水被害の発生等の課題が発生しています。 このことから、これまでの「射水市雨水対策基本計画」を見直し、課題に対応することに加え、「選択と集中」の観点から、下水道による浸水対策を実施すべき区域や目標とする整備水準、当面・中期・長期の施設整備の方針等の基本的な事項を定める「射水市雨水管理総合計画」を策定しました。 段階的対策方針について 段階的対策方針 「射水市雨水管理総合計画」では、当面・中期・長期の段階に応じた対策方針を策定しています。 市内全域を対象に、「選択と集中」の観点から、浸水リスクの評価を行い、浸水対策実施区域(16地区)を抽出し、特に優先度の高い地域は「重点対策地区」として設定しています。 当面目標である5年後までは重点対策地区を優先的に、長期目標である20年後まではより優先度の高い地域から順に事業着手するものとし、財政状況等を踏まえ対策を進めます。 なお、対策内容については、早期に整備効果を発現させるための手法を検討する等、浸水被害の軽減に向けた効率的な整備に努めます。 段階的対策方針の対策目標 段階的対策方針については、当面(5年後)・中期(10年後)・長期(20年後)のそれぞれについて、対策目標値を設定しています。この対策目標値は、各段階における整備面積としています。 今後、本計画の着実な実行のため、達成に向けた進捗管理を行います。また、基本的に5年に1回の定期的な点検を行うとともに、計画と実情に大幅な乖離が生じた場合は、速やかに本計画を見直します。 射水市雨水管理総合計画(概要版) 雨水管理方針マップ 総合的な雨水対策の取組みの推進について 総合的な雨水対策の取組みの推進 雨水対策施設等のハード対策は、その効果が顕著に現れることが長所として挙げられますが、一方で、短所として、多額の費用と整備期間を要することや、想定を超える降雨の場合は被害を食い止められないことが挙げられます。 これに対して、あらかじめ土のうを用意したり、的確な災害情報や避難情報をこまめに発受信したりする等のソフト対策は、ハード対策と併せて実施することで被害を最小減に抑えることができます。 今後、住民や地域振興会等が自主的に行う自助・共助によるソフト対策を一層進めるための積極的な情報発信に努めていくとともに、降雨状況等の情報を活用しながら、浸水被害の軽減に向け、総合的な雨水対策の取組みを推進していきます。 射水市浸水実績図(北) 射水市浸水実績図(南) PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。こちらのバナーから無料でインストールできます。 お問い合わせ 上下水道部 下水道工務課 所在地:〒934-0048 富山県射水市布目1番地 電話:0766-84-9648 FAX:0766-82-8276 Eメールアドレス:gesui-koumu@city.imizu.lg.jp