趣旨

　近年、地球温暖化が原因とされる気候変動により、世界各地で異常気象や自然災害が多発しています。これらの状況を受け、国では2020年（令和2年）にカーボンニュートラル宣言を行い、「地球温暖化対策の推進に関する法律」（以下、「温対法」という。）を改正しています。

　本市においても2008年（平成20年）3月に「地球温暖化防止射水市役所実行計画」（以下、「本計画」という。）を策定し、事務事業における温室効果ガス排出量の削減に努めてきましたが、今回、国の温対法の改正に合わせ本計画を改定し、市が率先して事務事業における温室効果ガス排出量の削減に努めるとともに施策を展開することで、カーボンニュートラル実現に向けた取組を推進していきます。

温室効果ガス排出量の削減目標

　市の事務事業の取組における温室効果ガス排出量の削減目標は、2013年度（平成25年度）比で50％以上の削減を目指します。

基本方針

　2050年（令和32年）のカーボンニュートラル実現に向けて、省エネルギー施策の推進や再生可能エネルギーの導入を市が率先して実施し、市全体を牽引するとともに、これらの流れによって起こるイノベーションに対応できるまちづくりのかたちを目指していきます。

基本方針に基づく取組

（１）公共施設における省エネルギー化の推進

　　・LED照明の導入徹底

　　・高効率空調設備等への更新

　　・段階的なZEB化の推進

（２）市有施設への再生可能エネルギー導入の推進

　　・市有施設への再生可能エネルギー導入の推進

　　・再生可能エネルギー地産地消の推進

（３）公用車の電気自動車への更新及び充電設備の率先導入

　　・公用車の電気自動車（EV）導入拡大

　　・燃料電池自動車（FCV）導入可能性の検討

（４）あらゆる事務事業における環境に配慮した取組の実施

　　・徹底した省エネルギー行動の実施

　　・環境に配慮した施設整備

　　・紙の使用量削減

　　・環境に配慮した物品等の調達

　　・庁内におけるごみ分別の推進

　　・職員に対する環境意識啓発

射水市地球温暖化対策実行計画（事務事業編）はこちら