「人生会議」をしてみませんか ~「もしものとき」のために~ 2025年1月22日更新 シェア ポスト 「もしものとき」のことを考えたことはありますか? 「もしものとき」のことを考えてみたことはありますか?「今はまだ元気だから、考えたことはない」という方は多いのではないでしょうか。 命の危険が迫った状態になると、約7割の方が、医療やケアなどについて自分で決めたり望みを人に伝えたりできなくなると言われています。 大きな病気やケガなどで、突然、自分の意思を伝えられなくなる可能性があります。医療やケアに対する希望を、前もって信頼できる人に伝えておくことで、あなた自身が安心できるだけでなく、あなたの代わりに医療の選択をする人の心配や不安を和らげることができます。 これからの人生をより豊かに、自分らしく過ごすために。自分自身で思いを伝えられるときに、あなたの希望や思いを周囲の信頼できる人と共有してみませんか。 「人生会議(ACP)」とは? 人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング) ACPは、病気や介護が必要になったときに、「自分はどう生きたいか」「どのような医療やケアを望んでいるか」などをあらかじめ考え、家族や大切な人、医療・介護等の専門職と繰り返し話し合い、自分の思いを共有することです。 愛称として「人生会議」と呼ぶこともあります。 体調や環境の変化により、自分の思いが変わることは自然なことです。 そのため、周囲の信頼する人と繰り返し話し合い、自分の思いを共有することが大切です。 「人生会議」のすすめかた 私たちの気持ちは、体調や環境の変化により、日々変わるものです。気持ちの変化があったときに、その都度話し合い、周囲の信頼できる人たちに共有しましょう。 ■ すすめかた 1 自分は、どんなことを大事にしたいかなどを考えてみましょう。 2 考えたことについて、信頼できる人(家族、友人、医療・ケアチームなど)に話してみましょう。 3 考えたことや話し合ったことを伝えましょう。 4 繰り返し話し合いましょう。 ■ ポイント ・話し合いを重ねていくことで、もし自分が意思表示が難しい状況になっても、周りの人たちが自分の思いや考えに沿った医療や介護を決めることができます。 ・医療や介護のことは、自分のからだの状況などを踏まえて考える必要があり、自分や家族だけで考えることが難しい場合があります。 主治医や看護師、ケアマネジャーなどの専門職から十分な説明を受けながら、一緒に考えてみましょう。 ★参考:「ゼロからはじめる人生会議」 自分の思いや、周囲の人と話し合ったことをウェブ上で書き留めることができます。 書き留めたものを印刷することもできます。 ※ 人生会議は個人の主体的な行いによって進めるものです。「考えたくない」という意思も尊重されます。 「終活」とACPのちがい ■ 「ACP(人生会議)」とは ACPは、「もしものとき」に受ける医療や介護のこと、これからの自分の生き方について、自ら考え、家族や周囲の信頼できる人と繰り返し話し合うことを言います。 ■ 「終活」とは 「終活」は一般的に遺言、相続、お葬式、お墓のことなど、自身の老後や亡くなったときのために備えておくことを指します。 射水市では、このような「終活」に関する希望を書き留めておくためのノートとして「思いを伝えるノート」を作成しています。 ● 射水市終活支援ノート「思いを伝えるノート」について ● 「人生会議」をもっと身近に 人生会議をまんがで分かりやすく解説しています。(出典:厚生労働省) それぞれのストーリーを通して、「人生会議」をより身近に感じていただけると幸いです。 1 「人生会議」のホント 編 2 「人生会議」は口実 編 3 「人生会議」の誤解 編 4 「人生会議」は誰とでも 編 5 「人生会議」のきっかけ 編 6 「人生会議」って何? 編 (参考) ・「人生会議」してみませんか (厚生労働省ホームページ) PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。こちらのバナーから無料でインストールできます。 お問い合わせ 福祉保健部 地域福祉課 所在地:〒939-0294 射水市新開発410番地1 電話:0766-51-6625 FAX:0766-51-6657 Eメールアドレス:chiiki@city.imizu.lg.jp