富山県森林組合連合会が販売した福島県会津若松産及び喜多方産のシイタケの原木について、同連合会が自主検査を行ったところ、国が定めた原木の当面の指標値を上回る放射性セシウムが検出されたとの報告を受けたのでお知らせします。

１　自主検査結果の概要等
（１）検査結果年月日
　　平成23年12月26日（月曜日）
（２）検査機関
　　社団法人　新潟県環境衛生中央研究所
（３）検査結果
　　・福島県喜多方産　合計値　270ベクレル/ｋｇ
　　　セシウム134：120ベクレル/ｋｇセシウム137：150ベクレル/ｋｇ
　　・福島県会津若松産　合計値　720ベクレル/ｋｇ
　　　セシウム134：310ベクレル/ｋｇセシウム137：410ベクレル/ｋｇ
　※国が定めた原木の当面の指標値は、150ベクレル/ｋｇです。

２　原木の現在の状況及び回収等について
　　射水町自治会、県民福祉公園新港の森で配布された原木については平成24年1月22日に回収済みです。

３　安全性について
（１）報告を受けた原木からシイタケが採取されるのは本年秋以降であるため現時点ではシイタケが販売され、食用に供されるおそれはないものと考えています。
（２）原木に触れても短時間の接触であることから、健康に影響を及ぼすものではないものと考えています。
（３）原木については、今後回収されるものも含めて、生産者、富山県森林組合連合会、立山山麓森林組合において、一般の方が接触することがないよう区分管理します。

福島県産シイタケ原木からの放射性セシウムの検出について

関連のリンク

富山県
農林水産省（放射性物質の基礎知識）