ロタウイルスワクチン予防接種について　

【定期】令和２年１０月より定期接種に導入されました。

＜どんな病気＞

ロタウイルスによる胃腸炎は、急激な嘔吐と水様性の下痢便を頻回に排泄し、発熱が3割～5割程度みられます。先進国では死亡例が少ないですが、嘔吐・下痢を伴う脱水やけいれん、腎不全、脳症などの合併のため入院治療に至るケースがあります。重症急性胃腸炎で入院する原因としてロタウイルスが多いと言われています。ロタウイルスワクチンの接種を受けることで、重症化予防にも効果があるとされています。

 ＜対象者＞

ロタウイルスワクチンは、「ロタリックス」、「ロタテック」の2種類があり、接種の仕方はワクチンにより異なります。どちらか一方を接種してください。どちらも生ワクチン（飲むワクチン）で、同様の効果があります。

令和２年８月１日以後に生まれ、下記の接種期間にある児

（１）ロタリックス（経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン）

出生６週０日後から、出生２４週０日後まで

（２）ロタテック（５価経口弱毒生ロタウイルスワクチン）

出生６週０日後から、出生３２週０日後まで

※腸重積症の既往歴のあることが明らかな者、先天性消化管障害を有する者、重症複合免疫不全症の所見が認められる者を除きます

＜接種券等送付の時期＞

　予防接種券はお子さんが生まれた翌月末に個別通知しています

＜接種回数・接種間隔＞

接種回数が異なりますので、同じワクチンで決められた回数を接種しましょう。初回の接種を生後2か月から生後14週6日まで行います（生後6週から接種できます）。初回接種を生後15週以後に受けることはお勧めしません。

＜ワクチンの種類＞

生ワクチン　

＜関連リンク＞

予防接種（射水市）