いみず雫のSDGsインタビュー(富山マラソン2024「プロギング×磯野あずさランニング教室」) 2024年7月30日更新 シェア ポスト このコーナーでは、SDGsに取り組む方々を私が取材して皆さんに紹介していますが、今回は番外編として一般社団法人日本伴走家協会、富山マラソン実行委員会事務局主催の「プロギング×磯野あずさランニング教室」を紹介します! 富山マラソンは毎年秋に開催される県内最大規模のマラソンイベントとして今年でなんと9回目(!)を迎えますが、富山マラソンSDGs宣言を発出してSDGsの達成に貢献する様々な取組が行われています。その一つ「プロギング」が先日射水市で開催されたので、実際に体験してきた様子をお伝えします。 ※なお、プロギングについて詳しく知りたい方はこちらの第5回インタビューをぜひご覧ください。 晴天に恵まれた7月13日(土)、射水市海竜町にあるオリバースポーツフィールド射水にやって来ました!こちらの施設では人工芝でサッカーができるほか、雨の日でも利用可能な屋根付きフットボールコートもあり、お休みの日は練習や試合などたくさんの利用者で賑わっています。でも今は1月1日に発生した能登半島地震の影響によりサッカーフィールドは休止中となっています。今後、フィールドを直す工事が始まるそうで、再開する日が待ち遠しいです。 8時30分過ぎに会場へ到着すると、既に沢山の参加者やボランティアの皆さんが集まっていました!小学生くらいのお子さんもいれば、年配の方々もいらっしゃるなど、色んな世代の方々が参加されていました。このプロギングイベントは富山マラソンに参加申し込みされていなくても参加できるので、あまり走り慣れていない方も参加大歓迎のイベントになっています。お子さんと一緒に親子でも参加できるのは良いですね。 受付では、普段のランニングイベントでは見かけないゴミ袋、プロギングバッグ、軍手などを渡され、「これはゴミ拾いイベントなんだ!」と改めて感じました。ゴミ袋を片手に持ったランニング姿、なかなか良い組み合わせです。この軍手やプロギングバッグは富山マラソンのプロギングパートナーである「プレステージ・インターナショナル」さんから提供いただいたそうです。社員の皆さんもカラフルなアランマーレのロゴ入りベースボールシャツをお揃いで着て参加され、イベントを盛り上げていらっしゃいました。 9時にイベントがスタートして、はじめに磯野あずささんによる準備運動とランニング教室が行われました。磯野さんは富山県出身の元世界陸上女子マラソン日本代表で、第1回富山マラソン(女子の部)の初代王者という輝かしい経歴を持つ方です。そんな凄い方によるランニング教室はランニングを始めたばかりの初心者の方にもわかりやすい内容になっていて、磯野さんは親しみやすい笑顔と元気な声で参加者の皆さんに声をかけていらっしゃいました。「ゴミを拾うときは腰を曲げないようその場にしゃがむ動作を心がけてください」など、プロギングのポイントやランニングの姿勢についても教えてもらいました! ランニング教室の後は、走るのに慣れている人、歩きメインの人など、いくつかのグループに分かれてプロギングが始まりました。今回のコースはオリバースポーツフィールドをスタートして新湊大橋のたもとまで進んだ後、海老江海浜公園を巡りスタート地点に戻る全長約5kmのルートです。スタート直後はゴミも殆どなくて、朝のランニングを楽しんでいましたが、しばらく走るとタバコの吸い殻や空き缶など、草むらの影にちらほらと落ちていました。普段ならゴミを見つけても拾うのもちょっと難しいですが、プロギング中はゴミを見つけて拾うと達成感もあったり、大きなゴミや変わったゴミがあると参加者同士で盛り上がったりなど、楽しみながら走ることができてちょうど良かったです。 コースの途中、そろそろ喉が乾いたなと感じたところに給水スポット。主催者の皆さん絶妙なセッティングです!おかげで休憩を挟みながら無理なく走ることができました。 折り返し地点の海老江海浜公園では、この日ちょうど海開きで浜辺には海水浴を楽しむ人たちがいました。沖合では何台もの世っとが連なって練習していて、青い海と青い空と白いヨットを眺めながら夏を感じて走ることができて気持ち良かったです。 ゴミを探しながら走っていると、道端に咲いているきれいな花がよく目に留まりました。普段のランニングとはちがった楽しみを発見できるのもプロギングの魅力の一つかもしれません。 ゴミを集めてスタート地点に戻ってきたあとはゴミの分別作業をしました。燃えるゴミが一番多かったのですが、プラスチックやペットボトル等も袋いっぱいに集まり、道に落ちているゴミは多いんだなとびっくりしました。 最後はみんなで記念撮影。皆さん良い笑顔です! 今回参加したプロギングですが、美化活動を頑張ってます!というよりは、ランニングを楽しむために参加して、その途中ついでにゴミも拾うといったように、楽しむことを第一に考えて参加できるイベントになっていました。例えば、日頃からランニングしている方でも、少しマンネリ気味だから趣向を変えて走ってみようかなと思ったときには参加してみると丁度良いかもしれません。 当日運営に携わった主催者の皆様、ボランティアの皆様、磯野あずささん、そして参加者の皆様お疲れ様でした! お問い合わせ 企画管理部 政策推進課 所在地:〒939-0294 射水市新開発410番地1 電話:0766-51-6612 FAX:0766-51-6646 Eメールアドレス:seisaku@city.imizu.lg.jp