ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ 2022年4月1日更新 シェア ツイート ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ予防接種(四種混合)について 【定期】ジフテリア、百日咳、破傷風およびポリオの予防接種です。 <どんな病気> ジフテリアは・・・ ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染は主に喉ですが、鼻にも感染します。症状は高熱、喉の痛み、犬吠様の咳、嘔吐などがあります。発病2週間から3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経マヒを起こすことがあるため注意が必要です。 百日咳は・・・ 百日せき菌の飛沫感染で起こります。百日せきは、普通の風邪のような症状で始まります。続いて咳がひどくなり、顔を真っ赤にして連続的に咳き込むようになります。咳のあと、急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。熱は通常出ません。乳幼児は咳で呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんが起きることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こすこともあり、乳児では命を落とすこともあります。 破傷風は・・・ 破傷風菌は、ヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にいる菌が、傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、筋肉の強直性けいれんを起こします。最初は、口が開かなくなるなどの症状が現れ、やがて全身の強直性けいれんを起こすようになり、治療が遅れると死に至ることもある病気です。土中に菌がいるため、感染する機会は常にあります。また、お母さんが抵抗力(免疫)をもっていれば出産時に新生児が破傷風にかかるのを防ぐことができます。 ポリオは・・・ 「小児まひ」と呼ばれます。ポリオウイルスに感染すると100人中5人から10人は、かぜ様の症状があり、発熱を認め、続いて頭痛、嘔吐があらわれます。また、感染した人の中で、約1,000~2,000人に1人の割合で手足の麻痺を起こします。一部の人には、その麻痺が永久に残ります。麻痺症状が進行し、呼吸困難により死亡することもあります。 <対象者・接種券等送付の時期・接種回数・接種間隔> 〇ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ(四種混合) 生後3か月から7歳6か月未満 予防接種券はお子さんが生まれた翌月末に個別通知しています。 初回: 20日から56日の間隔をおいて3回接種 追加: 初回終了後、1年から1年半後に1回接種 〇ジフテリア・破傷風(二種混合) 11歳から13歳未満 予防接種券は、11歳になる月の月末に個別に通知しています。 2期: 1回接種 <ワクチンの種類> 不活化ワクチン <関連リンク> 予防接種(射水市) お問い合わせ 福祉保健部 保健センター 所在地:〒939-0241 富山県射水市中村38番地 電話:0766-52-7070 FAX:0766-52-7071 Eメールアドレス:hoken@city.imizu.lg.jp