市内県立高等学校との連携 2024年2月22日更新 シェア ポスト 射水市では、市内にある県立高等学校3校(新湊高校、小杉高校、大門高校)と連携を図るための連絡会議を設置し、地域課題の解決や地域の特色を生かしたまちづくりの推進に向けて取り組んでいます。 ▼令和5年度の取組 ▼令和4年度の取組 ▼令和3年度の取組 令和5年度 各校それぞれ特色のある事業について、市や地域の関係者と連携して取り組み、連携推進事業の成果を令和6年2月15日に市長に報告されました。 【新湊高校】 ・「新湊を照らそう」新湊の魚を題材にしたランプシェードや、展示を知らせるポスター・看板等を作成し、展示方法や場所を地域おこし協力隊の齋藤まゆ美さんと共に考え、内川十楽の市に合わせて展示しました。また、市農林水産課の出前講座を受講し、新湊の漁業や、間伐材について学びました。 ・地域貢献プロジェクト~『地域のつながりを大切に』~市内の小学生から高齢者を対象に、「パソコン教室」を開催しました。商業科の生徒が講師となり、高校で身に付けたビジネス情報スキルを教えることができ、地域貢献の素晴らしさを肌で感じることができました。 【小杉高校】 ・探究活動を通した郷土の課題発見と研究「総合的な探究の時間」において共通テーマ「郷土に関わる課題」を設けて、3年生が12の研究分野に分かれて探究活動を行いました。「生物分野」による研究では、校庭の樹木の定点観測を行い、樹齢から学校の歴史に迫りました。「食物分野」による研究では、こども食堂のボランティア活動に参加したり、こども食堂のメニューを考案したりしました。 ・射水市市政出前講座を活用した探究活動1年生160名が希望する講座に分かれて市政出前講座10講座を受講しました。なお事前・事後学習として「グラフィックレコーディング」について専門講師から学び、この技法を取り入れて研究成果をポスターセッションにて発表しました。 【大門高校】 ・高校生DXプロジェクトUnrealEngine5(アンリアルエンジン5)を使用し、仮想の世界での川や用水路、学校や周辺施設を再現しました。過去の水害や降水量と水面上昇の関係、周辺地域の地形を調べ、川の氾濫や地震などの災害を可視化し、シミュレーション形式で災害を体験できるようにしました。今後の災害対策に活用していきたいと考えます。 ・QRコードを用いたドローン配達~2024年問題の解決を目指して~配達に適した住所の意味合いを持つ乱数を作成し、Pythonのライブラリを利用してデータが含まれているQRコードを作成しました。ドローンを仮想環境上で飛ばし、雨や風などの気象条件下において現実世界においてもドローンを使用するため、試行を重ねていきます。 ・次世代のICT入力方法の研究口パク(無声)音声認識による入力について研究を行いました。母音を読み取り、予測変換して表示するプログラムを動作させることができました。問題点の解消やタイムパフォーマンスの向上に向け、引き続き研究していきます。 ・カレーを通じて国際交流をしよう(イミズスタン研究から、日本の将来に活路を見出す。)市内に在住するパキスタン人の移住の歴史などを学びました。また、LINK PARKへの参加を通じて国際理解を深めたほか、校内でパキスタン料理(チキンマサラ、タンドリーチキン)の提供をしたりアンケート調査をしたりし、興味を持ってパキスタンカレー屋に足を運んでもらうために、射水市のパキスタンカレー屋情報やイミズスタンについての歴史などについて記載したパンフレットを作成しました。パンフレットの配布に向け、設置場所などを検討していきます。 令和4年度 各校それぞれ特色のある事業について、市や地域の関係者と連携して取り組み、連携推進事業の成果を令和5年2月15日に市長に報告されました。 【新湊高校】 ・「クロスプロジェクト」~『新湊の活性化に向けて!』~新湊地区の人口減少・高齢化による課題を解決するための調査・研究を行い、AIを活用した自動運転等による公共交通機関の改善、ドローンを活用した高齢者のお買い物、空き家のグランピング施設への転換等により、移住者や観光客の増加を図り活気あふれるまちづくりに貢献できないか市に提案しました。 ・「新湊を照らそう」新湊の魚を題材にしたランプシェードを作成し、内川沿いの地域の方々と共に内川十楽の市に合わせて展示しました。また、展示方法等や人を呼び込む方法を地域おこし協力隊の齋藤まゆ美さんと共に考え、装飾物を制作したり、当日にはワークショップも開催し、売り上げをユニセフに募金することで慈善活動にも貢献しました。 【小杉高校】 ・探究活動を通した郷土の課題発見と研究共通テーマ「郷土に根ざした課題発見」を設けて、3年生が12の研究分野に分かれて探究活動を行いました。ICTグループによる研究では、まちあるきを通して地域の良さや課題について学び、観光者を呼び込むためのパンフレットやWEBページの作成、VLOG(Video Log)風のCM制作を行ったほか、フォト鏝絵ラリーや小杉の魅力を発信するための宣伝のあり方、散策のための休憩場所(ベンチ)の設置などを提案しました。 ・Vtuberいみず雫と小杉高校生徒会が連携した小杉高校紹介動画の作成・発信令和3年度後期生徒会執行部12名が参加し、小杉高校を紹介する動画の内容企画から出演までの活動を行いました。射水市の公式Vtuberいみず雫との掛け合いを通して高校の魅力を紹介したり、地元のパン屋さん「あさひや」を紹介するための取材や撮影も行いました。なお、本動画は「令和5年富山県市町村広報コンクール」の映像部門において特選を受賞されました。 ・射水市市政出前講座を活用した探究活動1年生160名が希望する講座に分かれて市政出前講座10講座を受講しました。なお事前・事後学習として「グラフィックレコーディング」について専門講師から学び、この技法を取り入れて図やイラストを描き込みながら講座を受けました。 【大門高校】 ・高校生DXプロジェクト射水市のハザードマップについて調査・研究を行い、Googleマイマップを用いた避難場所・避難経路の可視化によるスムーズな避難誘導や、災害時の救援物資の需要と供給のバランスをとることを目的としたSQLサーバーの構築により、各避難場所の備蓄情報を随時更新可能となることなどを提案しました。 ・アプリ制作ミッションQRコードを用いた情報の簡素化・合理化について、QRコードを用いてゲームを起動させる取組を通じて研究を行いました。ゲーム制作を通じて、改善方法を試行錯誤しながら検討・実践する探究活動を体験できたほか、今後は行政事務の簡素化や合理化などができるようなQRコードの研究を継続していきます。 ・★プロジェクションマッピングPR大作戦市の魅力を発信するためのプロジェクションマッピングを制作し、クロスベイ新湊で開催されたイルミネーションイベントの「クロスネーション2022」において放映に挑戦しました。研究制作を進める中で、映像制作・投影に必要な機材や投影時の課題についても学ぶことができ、今後も継続して制作を行いたいと考えます。 令和3年度 各校の生徒がそれぞれ特色のある事業について、市や地域の関係者と連携して活動に取り組み、令和4年3月25日にその成果を市長に報告されました。 【新湊高校】 ・クロスベイ新湊×新湊高校「クロスプロジェクト」同施設内の飲食店「ダービー」と連携して利用促進に向けた調査研究を行い、プリンのラベル製作や同校での出張販売及びPRチラシ配布等を実施しました。 ・「新湊を照らそう」地域おこし協力隊と連携して、番屋カフェにランプシェードや美術作品を展示し、合わせてワークショップを開催しました。 【小杉高校】 ・探究活動を通した郷土の課題発見と研究郷土の伝統文化である鏝絵について、生徒へアンケートの実施やPR活動(チラシ・ポスター制作)を行い、また県民会館で開催している「小杉高校展」において広く県民にPRしました。 ・市政出前講座を活用した地域課題研究市政出前講座を活用し、異なる分野の10講座を各グループが受講して課題発見を行い、事前学習からポスターセッションによる発表までの学習活動を実施しました。 ・射水市専属記者いみず雫を活用した情報発信生徒会執行部が中心となり、高校紹介を交えた内容のユーチューブ番組を市及びケーブルテレビと協力して制作しています。(令和4年度配信予定) 【大門高校】 ・高校生DXプロジェクト地域交通を研究テーマとして、同校に停車するバスの遅延についてGTFS(オープンデータ)を用いて遅延状況を可視化し、原因について考察しました。 ・「マイクロプラスチック削減」ミッション漂着ごみに占める割合が多く、環境負荷の大きいマイクロプラスチックについて、その削減策(生分解性プラスチックへの代替)を研究しました。 ・LINEスタンプ制作→情報発信市の広報活動について学び、高校生にもよく利用されているLINEスタンプを市と連携して製作するにあたり、ムズムズくんやいみず雫をモチーフにしたアイディアを生徒自ら考案しました。 ・SDGs推進×地域活性SDGsの強化が観光UPにつながるのではと仮説を立て、富山県SDGs観光マップを作成し、合わせてスタンプラリーを提案しました。 お問い合わせ 企画管理部 政策推進課 所在地:〒939-0294 射水市新開発410番地1 電話:0766-51-6612 FAX:0766-51-6646 Eメールアドレス:seisaku@city.imizu.lg.jp