富山新港の港湾設備 2020年6月22日更新 シェア ポスト 富山新港の港湾設備 富山新港は1.8k㎡の放生津潟を利用した掘込港湾で、富山高岡地区新産業都市の新しい流通拠点として昭和43年(1968年)4月21日に開港しました。 同時に造成された背後工業用地には、約90社が立地し臨海工業地帯を形成しています。 港湾施設としては、日本海側有数の5万5千トン級岸壁をはじめ、1万5千トン級舶船7隻を係留できる岸壁のほか、クレーンなどの荷役設備も充実しています。(水平引込式クレーン、ガントリークレーン、水面貯木場などを有しています。) 平成14年に供用開始した国際物流ターミナルは、機能拡張を継続して図っており、現在、1万2千トン級の同時接岸・同時荷役が可能となっています。 本港では、ロシア極東、韓国、中国、中国・韓国の外貿定期コンテナ航路が就航しています。 ●富山新港の港湾機能 【公共岸壁】 1号岸壁 延長280m 水深-14.0m 船級(D.W.t)55,000t バース数1 2から4号岸壁 延長555m 水深-10.0m 船級(D.W.t)15,000t バース数3 5から6号岸壁 延長260m 水深 -7.5m 船級(D.W.t) 5,000t バース数2 7から8号岸壁 延長120m 水深 -4.5m 船級(D.W.t) 700t バース数2 東1・2号岸壁 延長370m 水深-10.0m 船級(D.W.t)15,000t バース数2 北1・4号岸壁(多目的国際ターミナル) 延長408m 水深-14.0m(暫定-12.0m) 船級(D.W.t)55,000t(30,000t) バース数2 北2号岸壁 延長185m 水深-10.0m 船級(D.W.t)15,000t バース数1 北3号岸壁 延長 60m 水深 -4.5m 船級(D.W.t) 700t バース数1 南水路さん橋 延長 36m 水深-6.0m 船級(D.W.t) 3,000t バース数1 海王ドルフィン 延長 60m 水深 -7.5m 船級(D.W.t) 3,000GT バース数1 海王岸壁(旅客船バース) 延長220m 水深 -7.5m 船級(D.W.t)15,000GT バース数1 ●多目的国際ターミナル コンテナ貨物の取扱量の増加及び船舶の大型化に対応するため、外貿コンテナに主眼をおいた多目的国際ターミナルを整備しました。 防災面では大規模地震に対応するため、耐震強化岸壁として整備しており、緊急物資や災害復旧物資の輸送拠点ともなります。 平成30年にコンテナヤードの拡張工事が、さらに令和元年度には岸壁延伸工事が完了し、現在コンテナヤードの容量は115,000TEU、また12,000トン級のコンテナ船の2隻同時接岸・同時荷役が可能となっています。 ≪施設の概要≫ ターミナル面積 13.1ha 岸壁、水深 延長:408m、計画水深14m(暫定12m) コンテナ蔵置能力☆コンテナヤード(トランスファークレーン方式) ドライコンテナ 3,222TEU(1,074スロット×3段積) リーファーコンテナ 108TEU(54スロット×2段積)☆バンプール(トップリフター方式) 空コンテナ 3,066TEU(1,022スロット×3段積) 冷凍電源設備 60口(440V/30A:50口、220V/30A:10口) 管理棟/ゲート 鉄骨造2階建:延340.3㎡ 3レーン 荷役機械☆ガントリークレーン :2基☆トランスファークレーン:4基☆トップリフター 2台☆トレーラー 4台 関連施設☆くん蒸上屋:鉄筋コンクリート造平屋建 165㎡(うち くん蒸庫90㎡)☆検査場:鉄筋コンクリート平屋建 150㎡ ●旅客船バース(海王岸壁) 旅客船によるクルージング需要に対応するため、海王丸パークの対岸に平成5年度から整備を始め、平成15年5月に完成しました。 隣には、帆船海王丸が係留されており、ロケーションも最高です。 「ぱしふぃっくびいなす」寄港 ○岸壁の概要 岸壁延長 220m 水深 -7.5m 船級(GT)15,000t 駐車場 大型車:- 普通車:38台 お問い合わせ 富山新港港湾振興会事務局(市役所港湾・観光課内) 電話:0766-82-1957 FAX:0766-51-6691 Eメールアドレス:kouwan@city.imizu.lg.jp