防災訓練「自主防災組織①」 2016年2月2日更新 シェア ツイート 災害は前触れもなく、突然起こります。普段の生活の中で経験したことのない状態となり、誰もがパニックに陥ります。 そうならない為に、日ごろから地域・職場・学校などの防災訓練に参加し、災害時の行動を確認しておくことで、少しでも落ち着いた行動を取れるようにしておきましょう。 ここでは、市内で行われている防災訓練をいくつかご紹介します。 防災訓練【自主防災組織①】 団体名 中太閤山まちづくり地域振興会自主防災会 実施日 平成27年7月5日 参加人数 180名 災害想定 呉羽山断層帯を震源とする地震 訓練概要 中太閤山地区では、地区全体の訓練を4年ごとに行っている。全体訓練以外では、住民が地域のことをより理解できるよう、災害図上訓練DIGやHUGを行ってきた。平成27年度は今までの図上訓練を生かした実動訓練となった。 訓練内容 8:00 地震発生(震度7) ・消防分団の消防車が中太閤山地域を巡回(警鐘、「訓練」連呼)<発災後、各自・各町内会での対応> 8:00 自宅内部・外回りの点検確認(電気・ガス・水道のライフラインの停止) 8:15 隣近所(各班)の状況確認 ・家の外へ出る際は必ず電源ブレーカーを落とす(通電火災防止の為) ・ガス・水道の元栓を閉める ・町内の集会所等に集まり、町内会長を中心に安否確認を行う 8:30 役員 コミュニティセンターへ集合 ・点呼(安否確認)が終わったらヘルメットを着用して避難所(中太閤山小学校体育館)へ移動 9:00 各町内会長・住民 町内の集会所等から、避難所へ移動 ・各町内会長及び住民10名程度 ・あらかじめ町内で決めたルートを通って移動<避難所(中太閤山小学校体育館)での対応> 9:30 避難者の受付 ・町内ごとに、避難者の受付を行う ・各町内の安否確認状況、被害状況を報告する ・受付終了後、各町内ごとに集合(プラカード有) ・「介護者」「負傷者」「妊婦」役を決める(貼り紙で表示) 9:30~避難所の運営 ・避難所に集合した人から、「避難所間仕切り」を設置する ・非常食の準備、配布(カセットコンロを使ったアルファ米の調理) 10:00 防災講話 11:20 自主防災会長への集計報告・終了 訓練実施後の成果と課題 今回の訓練の重点事項は、避難ルートの確保と安否確認であった。町内会ごとに事前に避難ルートを考え、実際にそのルートを使って避難した。さらに、参加者の一部には、負傷者や妊婦役をやってもらい、避難することの大変さを実際に体験してもらった。 安否確認は、普段からの声掛けや近所づきあいが無いと出来ない。今回は全住民の安否確認は出来なかったが、次回の訓練では、より確実な安否確認が出来るようにしたいと思う。 多くの住民に防災訓練に参加してもらうには、防災意識を高く持ってもらうことが重要だと再確認し、平時から防災意識を啓発するような活動が必要だと感じた。 お問い合わせ 総務課 防災危機管理班 所在地:〒939-0294 射水市新開発410番地1 電話:0766-51-6632 FAX:0766-51-6648 Eメールアドレス:soumu@city.imizu.lg.jp