被害を最小限に抑える『地震編』 2018年9月18日更新 シェア ポスト 災害をなくすことはできませんが、被害を抑えることはできます。そのためには、災害に対する正しい知識を学び、ふだんから対策を考えておくことが重要です。 富山県の活断層 富山県には多くの活断層があることが知られていて、これらが活動すればM7クラスの大地震になると推定されています。 射水市に大きな被害をもたらすと想定される「呉羽山断層帯」について、30年以内に地震が発生する確率は、ほぼ0%から5% 全国第20位となっています。(地震調査研究推進本部 平成21年7月)⇒呉羽山断層帯(被害想定) (※参考 「阪神・淡路大震災」直前における地震発生確率 0.02%~8%) 建物の耐震性を確認しましょう 阪神・淡路大震災や新潟県中越地震では、被害者の多くが建物の倒壊によって命を落としました。「わが家で死なない、ケガをしない」ためにも、災害に強い安全な家づくりができているかどうか確認してください。 弱い部分があれば補強するなど、早急に対処しましょう。 実際に、チェックしてみよう!⇒耐震チェック チェック1 昭和56年以降に建てられたものか チェック2 過去に災害に遭ったことがあるか チェック3 地形や地盤は固いか チェック4 建物の基礎や土台はしっかりしているか チェック5 建物の形や壁の配置 地震に対する備えで重要な住宅の耐震化。支援制度を利用して、耐震診断や耐震改修を行いましょう。 ※耐震診断及び耐震改修に関するお申し込み・お問い合わせ⇒ 射水市建築住宅課、(一社)富山県建築士事務所協会まで 家具の固定や配置の見直しで「安全空間」を確保しましょう 建物が無事でも家具が転倒すると、その下敷きになってケガをしたり、室内が散乱することで逃げ遅れたりする場合があります。 家庭での被害を防ぎ、安全な逃げ道を確保するためにも、家具の転倒・落下防止対策を行いましょう。 実際にチェックしよう!⇒安全な室内空間チェック チェック1 寝室にはなるべく家具を置かない チェック2 玄関や通路にものを置かない チェック3 家具は倒れないように固定する チェック4 ガラスに飛散防止フィルムを貼る チェック5 照明器具は落ちないように固定する ≪家具の固定(例)≫ タンス L字金具や支え棒などで固定します。 二段重ねの場合はつなぎ目を金具でしっかり連結します。タンスの下にストッパーを 差し込んで壁にもたれ気味にしておきます。 食器棚 L字金具などで固定します。扉が開かないように留め金具をつけます。 棚板に滑りにくい材質のシートなどを敷きます。ガラス部分は飛散防止フィルムを貼ります。 本棚 タンスと同じように壁に固定します。 ベルトや紐を取り付けて本が飛び出さないようにします。重い本は下段に入れます。 冷蔵庫 裏側にある取っ手にベルトを通して固定します。 テレビ なるべく低い位置に置いて、底面に耐震粘着マットをはって 台と固定する。イラストを見ながら、実際に固定してみよう!⇒家具の転倒防止対策 PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。こちらのバナーから無料でインストールできます。